俺様ティーチャー 28 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 276
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592215387

作品紹介・あらすじ

華房雅と接触した真冬は賭けの真実を聞き、華房藤子の真の目的を知る。
文化祭は何事もなく2日目に突入…かと思いきや、真木が手配したならず者たちが大集結!?
「佐伯鷹臣を連れて来い」と要求。

真木の狙いとは一体…!?
それぞれの思惑が交錯する、文化祭二日目スタート!な28巻!!
2020年4月刊

感想・レビュー・書評

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  • 次の巻の予告で、すっかりと忘れておりました。真冬の記憶喪失。
    あまりにもいろいろありすぎて、何が何だか分からなくなってしまいましたが、真冬の記憶がこの作品の一番の山だったんですね。
    私は寒川の恋とか、夏男に恋したあの子とか、凄く好きなんですけれど、そこらへんはないんですね。残念。
    あぁ…あと、ウサちゃんマンはどうなったんだろうか。早坂君のヒーロー。
    なんか、いろんなことに謎がある作品だから、どういった風に完結するのか、疑問というか不安でしかない。
    作者、忘れているわけではないですよね。私の中ではウサちゃんマンがカギなんですけれど…。

  • 最後のオチもよかったわね。ようやく会長も檻の中の一人として抱えていたものがスッキリ溶けて一件落着って感じで。妹と過ごすはずが、すれ違いで緑が丘にとうこが来たのはお馬鹿っぽくて笑うが。

  • 雅の賭けは母親と。離婚するまでの時間稼ぎ。
    学校の経営権について、父親は殆ど興味なし。
    百地とは風紀部との対立について。

    文化祭2日目。
    真木は鷹臣の祖父に面会しに行ってから学校へ。
    舞台に向かったクラスメイトから「佐伯先生を呼ぶ」という言葉を聞き、夏男として校内に居た真冬と忍は舞台上にヤバい集団を見つける。
    クラスメイトから聞いた早坂は指示を出して、消える。
    アッキーは真冬が中心に居ることを察して、真冬のクラスに指示を出す。
    アレはダメ、コレはソッチと。駆けつける早坂は参戦。
    気がつくと扉が開いてる。
    隙間から見えるは真木は、ヤンキーを雇った張本人。
    真冬は犬塚=鷹臣だと知らずに連絡を取り、
    受け取った鷹臣はダッシュで体育館に。
    真木と対峙したい鷹臣はヤンキー相手で手一杯。
    そこへ病院から祖父が危険な状態だとの一報が入る。
    真冬の「妹=真冬」と刷り込んでいたのを暴露。
    鷹臣の元へ。
     死に目に会えなかったくらいで、思い出は消えない
    と言い放つ鷹臣に、真木はショックを隠せない。
    そして戦い続ける鷹臣に、拉致られてた部外者共が加担。
    乱闘が終わり、後片付け・・・
    あやべん登場w
    事なきを経て閉会式に臨む。

    そこで放った藤子の一言は「最後の文化祭になったとしても」だった。
    そこで電気が落ちる。
    出てきたのは雅。
    真冬のクラスの出し物が中止になった事を利用して、全て舞台に繋げる。
    藤子の最悪のターンを最高の形で出し抜いた真冬達。
    エールを送る会場内。反対出来ない藤子。
    走り出した先は屋上。追うのは真冬。
    そこで話し合う藤子と真冬。
    賭けで離婚を延ばした事を疎む藤子。
    が、真相は藤子の心配だけをしてた雅。
    親が離婚しようが、藤子と離れたくないという事実。
    無事解決の兄妹。

    どうにか解決。
    無事文化祭や華房兄妹の齟齬も丸く収まった。
    真木もシッカリと妹の死を受け入れた・・・かな?
    相変わらずの4コマ巻末に入ってます。

    どんでん返しとしての藤子の一言で、
    それをまたひっくり返す舞台って・・・
    ある意味すごくね?

    さて、次巻はlastとなります。
    どう締めくくるのか?
    楽しみです。

  • ついに次で完結か〜そういえば先生との過去忘れてた。あと一巻で回収出来るようなもんなのかw

  • 遂に動き出した真木。そして罠に嵌められていく真冬達
    と言うか、文化祭開催中の体育館に不良の大群が居座ってるって凄い光景だな!

    そこからは単純な暴力の応酬。真冬だけでなく、由井や早坂を加えての大乱闘!
    …闘いの最中であろうとギャグ描写をしっかり挟んでくる椿いづみ先生には感服してしまうけど

    真木が狙った過去の再現。自分が味わった苦しみを相手にも味あわせてやるという復讐。それが3つの予想外に拠って打ち砕かれていく流れは印象的
    1つ目は犬塚を呼んだつもりが鷹臣を呼んでしまった真冬
    2つ目は真木は無関係の男子を倒したつもりがそれは真冬だったこと
    そして3つ目が何よりも…。妹のことが忘れられない、妹を失った苦しみに縛られ続けてしまう。その一心で鷹臣への復讐を始めたというのに肝心の妹のことを忘れかけていた真木
    この復讐劇は真木の苦しみを晴らすことではなく、妹との笑顔を思い出す為のものになったというのは印象深いな


    どう考えても三年生編に入ってからのラスボスは真木が君臨しており、藤子が何か企んでいたとしても真木の言動の前には霞んでいた
    だから打倒真木が済んだ後は何もかも問題が解決されたように思ってしまったのだけど……
    まさかあのタイミングで謀略を巡らせてくるとは!
    誰もが油断し、誰もが口出しできないタイミングでの一撃必殺!たった一言で全ての局面を引っ繰り返してきた藤子はやはり恐ろしい存在だったのだなと再認識
    ただ、そこでこの学園においてたった一人の人間に思い通りの行動を許さない人間が一人いたわけで
    藤子が反撃不能の一撃必殺を披露したタイミングに合わせて最高のカウンターを用意していた雅はやはり半端ないなぁ。そして雅のカウンターの意図をすぐに理解して合わせてきた他の面々も
    まさか同じ劇で2度も感動させられるとは思わなかったよ

    雅のカウンターは一人では活きなかった
    そして、雅と藤子の関係を修復するのもやはり雅だけでは不可能だった。それらの繋ぎ役を果たした真冬は何気に大金星の活躍だったのではなかろうか?

  • いよいよ次巻で最終巻とのこと
    色々と絡んでいた真木、はなぶさ問題もケリがついたのかな
    このノリが大好きなので
    最後まで愉快な仲間たちの活躍を楽しく読みたい

  • あっちこっちでゴタゴタ大騒ぎ!アッキー地味に頑張る!!息の合わない夏男&忍者が早坂くん(のフォロー)の為に力を合わせるのイーハナシダナー?
    真木先生のゴタゴタも片付き華房兄妹のゴタゴタも片付き寒川は安定の可愛さで次巻はついに完結……寂しい……
    俺ティ29巻(完結)は8/20発売予定!特装版は128Pのイラスト集付き!!同日発売の花ゆめはドラマCDの付録と番外編掲載で要チェックだ!!!

  • 2020/04/28 読了。

    ラストまで後一巻…!

    本当に毎回笑わせてくれるわー!
    早坂君をフォローするという具合で息が合う
    真冬と忍者が面白すぎる…。
    感動できる場面でもあるのに(笑

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著者プロフィール

椿 いづみ(つばき いづみ)
埼玉県出身の漫画家。双子の妹として、漫画家の古賀よしきがいる。2002年、『花とゆめ』17号掲載の「縮めてディスタンス」でデビュー。代表作に、『親指からロマンス』、『俺様ティーチャー』、テレビアニメ化された『月刊少女野崎くん』。

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