フラレガール 2 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 270
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592216667

作品紹介・あらすじ

無自覚エロスJK赤坂さん&ド天然わんこ男子青山くんの異色カップルは、周りも引くほどラブが深まり順調そのもの!…と思いきや、ロリ系ライバルや青山家の面々の登場で波乱続々!?
2018年12月刊

感想・レビュー・書評

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  • 途中までは良かった
    しかし、溶け出したところで、なんか違う
    これがなければとってもすき

  • 堤先生、ほんと、容赦ない
    急所を的確に貫いてくる鋭さと言うより、ガードごと構わずに、体重と捻りを乗せて、思いっきりぶん殴ってくる、重いパンチだ
    外したら、自分がダメージを逆に喰らうんだろうが、そのリスクも構わずに、全力で読み手をぶん殴ってこられる、勇気を持ち合わせているな、この先生
    やはり、斉藤けん先生や友藤結先生に劣らんハードパンチャーだったか
    あくまで、私個人の印象だが、堤先生と、この『フラレガール』が持つ、最大の武器は、ヒロインの色気だ
    色気ってのは、ただ、エロいだけじゃいけない
    胸や尻を出せば、男はドキドキすると思ったら、大間違いである
    男だからこそ、サービスシーンが多めの少女漫画に対しては、色気の出し方に対して厳しくなるのだ
    この『フラレガール』は、艶の醸し方が実に良い
    堤先生が、どうやったら、読み手に嫌悪感を抱かせず、ラブストーリーに妖艶な甘さをプラスできるか、をちゃんと考えて、ヒロイン・赤坂さんの乳や肢を書いているのが伝わってくる
    また、ほんとに、少女漫画かな、と思うほど、コミカルの要素が強めなのも、魅力の一つと断言できる
    男主人公が液状化する恋愛漫画、少なくとも、私は初読み
    しかし、全く、理解不能って訳じゃないのがミソだ
    どんな男だって、好きな人と密着できたら、興奮する
    その興奮が突き抜けたら、液状化しても、何ら不思議じゃない
    むしろ、液状化しないくらいじゃ、まだまだってことか
    ほんと、質の良い少女漫画は勉強になって、ありがたいなぁ
    この(2)で勉強させてもらった事は、もう一つある
    それが、恋愛におけるライバルの存在は必須ってこと
    ヒロイン・赤坂さんのキャラクターが強いってことで、青山くんを狙うYAYAさんが、猫被り系のハンターガールってのは、良い意味で定番を押さえているな、と感じた
    もうちょい、争っても、それはそれで面白かったもしれないが、これくらい、すんなり片付いた方が、青山くんと赤坂さんの恋仲が深まって良かったのか
    好きだからこそ、嫉妬もしちゃう
    誰にも好きな人は渡したくないって、我儘は、程々なら恥ずかしい事じゃないと私は思うね
    次巻への引っ張り方も、これまた、巧妙
    こんな終わり方されたら、かなり気になっちまう
    果たして、青山くんは愛の力で、自分の彼女を発見し、他の男から守る事が出来るんだろうか
    けれど、何せ、発案者が豆子様だもんなぁ。一筋縄で行きそうもないと言うか、ルールの裏を読む必要がありそうな・・・
    そんな文化祭も気になるが、個人的に(3)で読みたいなぁ、と思っているのは、ごっちの恋物語
    ちょいちょい、親友を半分善意でからかっちゃいるが、良い奴なのは間違いない
    これまた、私個人の印象だけど、プッツンしたらヤバそう
    どんな女の子が合うだろうか、勝手に考えてもいいならば、世間知らずで無鉄砲なお嬢様か、可愛い物が大好きなガチめスケバンかな、と
    この(2)で、特にギュンギュンと来たのは、第8話
    ラブコメには、お見舞い回が必要。そのセオリーで魅せてくれた堤先生、あざっす
    本当や本物、そんな言葉をくっつけると、途端に嘘臭くなるけど、仮に、真実の愛が存在するとしよう
    もし、それに近づく行為があるとするなら、その一つには、大好きな人のゲロを受け止められる、があるのでは
    結構、濃い目のキスをしたのに、彼女が風邪をひかないってのも、これまた、ラブコメのお約束だ
    この台詞を引用に選んだのは、迫力敗けしてしまったので
    人生の先達、特に負けと痛みを知っている人の言葉には、異様な重みが宿る
    この先生にも、これから、幸せが来る事を、ただただ、心より願うしかない
    「だから、若人よ・・・どんどん、恋しなさい。制服デートは、学生の時しかできない。大人になって、後悔しても遅いのよ!!」(byまだまだ諦めていない女性教師)

  • 無自覚エロスJK赤坂さん&ド天然わんこ男子青山くんの異色カップルは、周りも引くほどラブが深まり順調そのもの!…と思いきや、ロリ系ライバルや青山家の面々の登場で波乱続々!?

  • キャラの変貌がおもしろい

  • 色気むんむんな「愛人」というあだなの女子高生とわんこ男子高生のラブコメ。ぜんぜんフラレてない(笑)。らぶらぶあふれております。

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