「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」初恋本屋。 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 292
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592217169

作品紹介・あらすじ

隣でずっと本を読んでいられるような、そんな恋ができるかな──。時は昭和中期。相変わらず独自の商売を繰り広げる「奥さん」の本屋を舞台に、商店街の人々の恋や家族愛、様々なドラマを綴ります。 2015年11月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 泣けるこのマンガ。
    最近はインターネットの普及で
    本を読む人が少なくなったと言われるけど
    やっぱり本は必要だと思う。
    自分で体験できないことを読んで
    疑似体験したり、色々なことを教えてもらったり。
    私も本がそばにあったことで
    どれだけ助けてもらったことか。
    これからもできる限り読んでいきたい。

  • 本屋にまつわる「恋」の物語。
    儚さと希望を感じた。

    絵も好きだし、ストーリーも良かった。
    もっと味わって読みたい。

  • あの「小さな奥さん」の物語の続編。図書館関係者としては2話目の「彼女の本棚。」が泣けました。カード目録とビブリオバトルも重要なアイテムとして登場します。昨今話題の図書館 vs. 書店になぞらえた話でもあります。
    司書さよ子さんは、地味で堅物、眼鏡とステレオタイプの司書像そのものですが、彼女の本に対する思いを知った、商店街の本屋の奥さんことちいさんの計略でビブリオバトル(作中では「本おすすめ対決」)に参戦する羽目になります。バトルを通じて、彼女が心に秘めてきた読書への、そして人と本を繋げることへの熱い思いが街の人々に明かされます。その出来事は、彼女自身だけでなく、身近な人々の心の解放にも繋がり、更に、新たな人と本との出会いの場が生まれるきっかけともなりました。短編エピソードではありますが、図書館物としても、書店物としても佳作だと思います。
    ほかの3話も、可愛かったり、しんみりしたり、ほのぼの、ほんわかしたりと、それぞれに心に温かい思いが残るお話でした。
    ただ、第3話「恋文小説。」は、友情秘話としては面白いのですが、BL要素が含まれているので、前巻での「恋」の成就を見届けた読者としては少々複雑であります。

  • スピンオフ的作品です。

    ですが、
    内容的に満足いくものでした。

  • テレビも音楽もラジオもPCやスマホから流れてくる動画も大好きだけど…
    やっぱり私は本が1番好き。

  • つまりそれはビブリオバトルか…。
    読まれてない本特集は普通にするよ。
    棚の位置と本自体とどちらが大事かといったら、そりゃ本で、設立の目的が読まれることにあるのなら、読まれるための努力をするよ。
    図書館も、待っているだけでは読んではもらえない。
    それにしても、落成式の時は「市立」って書いてある気がするのに、その後のは「町の私設」って書いてあるな。
    結局あの図書館はどこが作ったんだろう。

  • 本への想い・人への想いをめぐる高橋しんさんの作品、2冊め。
    優しくあたたかく切ない読み味は変わらず、
    前作では語られていなかった「ダンナさま」のお話もあって、
    これまたほっこりしんみりするのでした(´ω`)。

  • 2017/03/23購入・09/02読了。

    本絡みの職業に就きたくなる。

  •  本屋の奥さん、第二弾。図書館ができたり、漱一郎さんとハチのなれそめ(?)などなど。

  • 再び、奥さんに会えたことに感動!

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