末永くよろしくお願いします 3 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
3.82
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本棚登録 : 245
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592220534

作品紹介・あらすじ

輝の目標は、同居中のツンデレ書道家・清水のお嫁さん。
良妻として風邪をひいた清水の看病に励むが……!?
清水の保護者としてのプライドと輝の欲望がぶつかり合う!
「俺は俺自身からも輝を守ると決めている」
自称“妹"が現れたり恋の矢印が絡まったり……
ツンデレ書道家×残念美少女のカオスな同居生活、進化し続ける第3巻★
2021年6月刊

感想・レビュー・書評

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  • 風邪引いて弱ってる清水さんかわいい。
    双子と優留ちゃんに加え、今回は輝の前の学校の後輩・心ちゃんが登場。輝過激派の狂信者だった。なかなかいいキャラしていておもしろい子なので仲間入りしてくれて嬉しい。清水に対して当たりはキツいけど、何だかんだ絆されていってる感じがまた微笑ましい。
    それにしても世界観が違うレベルのお金持ちだった。輝もそうだと思うと二人ともよく今の普通の学校に順応できてるな。
    色々あって清水を学校での部活の指導員にしたのはナイス。これで学校にも来やすくなったな。柊君は相変わらず初々しい反応してるなと思ってたけど、まさかこのタイミングで爆弾投げてくるとは…。

  • 三巻では、風邪をひいた清水の看病回や、輝に妹ができたり、(読者である自分も少し思ってたけど)柊くんの鋭いシーンと読み切り作品が収録されている。

    三巻でのお気に入りのシーンは
    10話:薔薇背景とちゃっかり清水の部屋で一緒に寝る輝と保護者の矜持が傷つく清水
    11話:何もしてないのに信用されない清水と書道教室のネガキャンする輝
    12話:扉絵!!おんぶ
    13話:社会的死などお構いなしに学校でもイチャつく輝

    12話の扉絵は美しいし、その次のページは面白い。輝ならやり兼ねない。
    そして貴重な清水の洋服姿が見られる。
    輝の評価はそれほどだったけど、私は新鮮で良かった。
    おまけの4コマももちろん面白い。

    読み切り作品も面白かったけど、本編がすごく気になる終わり方だったので、できれば続けてみたかったなと思う。
    それかLaLaDXでやった番外編を収録するとか(普通に見たい)

  • "「お前 布団に潜り込むのは約束破った時って話だったろうが」
    「隣で寝たので潜り込んでません」
    「本気で入室禁止にするぞ
    …文句は聞かねえぞ」
    「いえ…
    眼鏡無しの清水さんの感想を言ってなかったと思って」
    「要らねえ」"[p.33]

    帯の「キュンとギャグのせめぎ合い。」が的確すぎて笑っちゃう。
    妹ができて、輝の好きの方向性に指摘が入って気になる終わり。
    もう1人の習字の先生も近いうちに出てきそう。
    読み切りも良かった。

    読み切り「ヤンキーと野良犬」

  • キラリンの人たらし能力の高さが心配になるレベル。
    相手、男女問わないから。
    ついには妹まで出来てしまった。
    清水さんの心労がまた増える。
    でもコメディ部分、キラリンがボケ倒すところに入る清水さんのツッコミは本当に楽しいので、彼がピンチになればなるほど笑ってしまうのだが。

    そんな中、柊くんが核心を突く発言を。
    彼、以前から何か言いたげではあったけれど。
    自分の恋心には気付かないのに、ある意味本質を見抜く目はあったのか。
    ここからキラリンがどう出るのだろう。
    少し悩む期間が……予告見る限りはないな。
    先に紅葉がキレっちゃってるから。
    彼女も何か複雑な思いを抱えていそうだな。
    コメディ部分が軽いからついつい見逃しがちだけど、何だかんだで話の奥は深そうである。

    読み切りの方も、ボケ倒す方がキス魔なのは『末永く』と共通項かもしれない。
    性別・年の差は逆転しているけど。
    番長、かっこよすぎて惚れた。

  • 付き合っているわけじゃないけど、バカップルみたいな触れ合いを繰り返す輝と清水。まあ、輝が一方的にじゃれ付いているだけと言えなくもないのだけどね
    ただ、そのじゃれ付きによって発生するギャグ空間が他の追随を許さないレベルの強烈なものになっているのだから面白い!
    この作品の名(迷)言集を作ったらそれだけでも楽しめそうな気がする


    話の大部分はギャグ空間で構成されているけど、それでも話の要所要所では家族愛を求める輝の寂しさを清水がちゃんと理解して輝と向き合うものだから思わずほろりとさせられるようなシーンも有り、油断がならない
    風邪で辛い状況下で変な構い方をする寂しげな輝を放逐せずに好きにさせるのは中々出来る判断ではない気がする。まあ、そういった場面に置いても結局は輝が主導権を握ってしまうわけですが

    第11話から登場する輝をお姉様呼ばわりする心
    この娘自体はコテコテのお嬢様キャラで輝大好き人間なんだけど、そんな濃いキャラの出現さえも清水とのイチャイチャのきっかけに変えてしまう輝の神経は図太いなぁ(笑)
    一方で心がこうして輝を追って来てくれた点に関して、そこに自分の変質を感じ取り輝が喜んでいたという流れは良かったなぁ
    心がこうして輝の近くに残ったのも輝の妹宣言の他にこうした輝の心の動きを感じ取った面もあるのだろうし


    輝と清水の触れ合いは非常に賑やかで面白くドキドキさせられるもの。けれど、そのドキドキは恋愛的な意味でのドキドキとは少し方向性が異なっているのも確か
    これまでは清水への『好き』の中に家族愛も混ぜているのだろうと軽く考えていた。
    けれど柊が輝への好意を本格的に自覚した事で事態が一変する。輝への好意を自覚したからこそ柊は感じ取ってしまうわけだね。自分と輝のドキドキの違いを

    柊が突きつけた輝の想いに含まれるかもしれない過ち。これに輝はどう返すのだろうか?
    ……まあ、輝の場合、そんなの知ったこっちゃないと我が道を行きそうな気もするけども(笑)

  • 2021/06/09 読了。

    柊君、爆弾落として次巻。

    「好き」にもいろいろ形があるもんね…。
    保護者の距離感を清水さんは壊さないように
    動いているけど、輝は言われて初めて自覚したんじゃないかな。

    コメディも振り切っているので好きだわー。
    心ちゃんが更に振り回し要員だよ。

    読み切りの野良さんがビジュアル好み過ぎた・・・‼

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