MOE絵本教室―絵本作家におそわる描き方 (MOE BOOKS)

制作 : MOE編集部 
  • 白泉社
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本棚登録 : 105
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (87ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592732624

作品紹介・あらすじ

絵本作家のアトリエを訪ね、貴重な作業風景を完全取材。画材別テクニックから体験談・アドバイスまで、絵本作家を目指すための情報満載の入門書。

感想・レビュー・書評

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  • この本にて好きな作家さん発見!
    勉強になりました。

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/743464

  • 絵本ってどうやって作るのかしら?
    この本には、絵本作家が 下書きから絵を完成するまでの 数時間(〜数日)の工程が紹介されています。
    さらに、書き方の解説や使っている道具、
    絵本作家のプロになるためにやってきたこと、プロを目指す人へのアドバイス
    などが書かれています。
    プロになるとかそういうことでなくても、具体的な内容は面白いです。

    それぞれのこだわりが 伝わってきます。

    2012/8/04 予約 8/11 借りる。8/13 読み始める。8/17 読み終わる。
    (しばらく手元において、お絵かきの参考にしようと思ったが、なかなか時間がなくて・・・。)

    内容 :
    絵本作家のアトリエを訪ね、貴重な作業風景を完全取材。
    画材別テクニックから体験談・アドバイスまで、絵本作家を目指すための情報満載の入門書。
    『MOE』掲載をまとめて単行本化。

    目次と 絵本作家について :
    絵本作家におそわる画材別テクニック
     はたこうしろう ―透明水彩絵具編 

     伊藤正道 ―アクリル絵具・ガッシュ編 
     こみねゆら ―アクリル絵具編 → 
     川浦良枝 (しばわんこ) ―ガッシュ編 
     きたやまようこ ―パソコン編  
     スズキコージ ―コラージュ編  
     杉浦さやか ―コラージュ編  
     松成真理子 ―水彩絵具編 
     池田あきこ ―色鉛筆編 
     nakaban ―ドローイング編 
     酒井駒子 ―下書き編 
     加藤久仁生 つみきのいえ ―下書き編 

    絵本作家への道
     荒井良二 の絵本道 
     大竹伸朗 (現代美術家) インタビュー 
     工藤ノリコ インタビュー 

    絵本作りの基礎知識

  • 本を作りたい娘へ
    色の塗り方も様々で
    普段の絵を書く際の参考にも!

  • 具体的な画材や作業工程が写真入りで説明されている。絵本作家を目指す人には参考になりそうだが、想像以上に手間がかかっていることがわかった。
    はたこうしろう、下絵は、2回繰り返したコピーの線と生鉛筆の線を同居させる手法。
    伊藤正道、下書きを裏返し透けて見えるアウトラインの上を鉛筆で塗って、この上に新しい画用紙をのせてなぞってトレースする手法。
    こみねゆらのマスキング技法。
    アメリカに染まらないように、アエロフロートの機内誌をコラージュの素にしているというのはスズキコージらしいポリシーだなあ。
    みんなトレース台はほぼ必須。

  • 請求記号・726.5/Mo
    資料ID・310007862

  • さまざまな絵本作家さんの作画方法や、掲載された描き方の説明、作家になったきっかけが紹介されている。

    さまざまな画風の方がいて、
    それぞれの画材や表現方法があるけれど、
    今回掲載されている方々の作品は、特に好きなワケでもなく。
    一番長い時間読んで(眺めて)いたのは、みなさんのアトリエの風景。
    色とりどりの絵の具や画材に取り囲まれているなんて、とても素敵だなぁって思っていてふと気がついたことがある。
    わたしは小さいころから、とにかく、形の揃っているものを数多くそろっていること(あるいは揃っているものを眺めるだけでも)がとても好きだった。
    透明水彩の固形絵の具の小さいのとか、
    色えんぴつのとりどり。
    カラーマーカーも、とにかく色数が多いほうがいい。
    同じシリーズでそろえれば形も同じだから、それだけで気持ちがいい。
    少しでこぼこした、淡いクリーム色のコットマン。
    そんな、大好きなものに囲まれて、やわらかな陽光が差しこむ大きな窓に面した大きな机。
    よし!コーヒーも淹れてしまおう。
    天気のいい日は窓を開けて、さらさらの風の音に耳を傾ける。うーん、自然環境は、今の住処でいいのか。。。

    そんなアトリエで、一日中、紙に向かい合っていられたなら。
    (うわぁ。妄想だけでこんなにしあわせな気分になるなんて……どうしよう!)

    そんなアトリエを、誰かわたしにくれないかなぁ。
    (もはや本のレビューでなくなってしまいました、ごめんなさい)

  • 水彩絵具・色鉛筆・コラージュ等々。
    下書き(ラフ)も見れたし、色々な画材で絵本が出来ていく過程を見ることが出来るのが嬉しい。

    “絵本を作りたい!”というよりは、絵が書きたくなったなぁ。

    一人目の絵本作家・はたこうしろうさんが、おーなり由子さんの旦那さんだということにビックリ!
    お二人とも絵本を作っていらっしゃるんですね。

  • パッと見て好きな絵本作家さまがいらっしゃったので
    図書館にて借りました
    しかしその作家さまの特集が少ない…

    それでもすごく素敵なイラストを描く
    絵本作家さまの細かな絵の書き方に感服!
    素晴らしい一冊でした

  • 有名な絵本作家さん方の、貴重なイラストテクニックが紹介されている。
    ラフスケッチの段階から仕上がりまでの作業風景の写真が多くて、絵を描いてる人には参考になるんだろうなと思う。
    どの作家さんでも、画材によって表現される色の美しさや、コラージュの巧みさは見ているだけでため息が出るほど綺麗だ。
    そして何より1枚の絵にかける情熱がとてつもないことが、インタビューから伺える。
    絵本というと何となくファンタジックで優しい雰囲気のイメージが強いのだろうが、その作品が出来上がるまでの過程は決して甘いものじゃないんだと改めて気付かされる。

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