光の祈り

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 75
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592732747

作品紹介・あらすじ

2014年に卒寿を迎える影絵の巨匠・藤城清治の、「ケロヨン」「銀河鉄道の夜」など往年の人気作・名作から最新の被災地をテーマにした作品まで、70年に渡る多彩な業績を凝縮した永久保存版の一冊です。 2013年9月刊。

感想・レビュー・書評

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  • この本は、手にしていないのですが、藤城清治の事が書きたくて、本棚登録しました。藤城清治の作品が好きで、関西で、作品展がある時、時々足を運んでいました。作品集を、一冊だけ、持っています。2005年に、西宮市大谷記念美術館で、開催された、「藤城清治の世界展」で、購入した本です。ポストカードが素敵で、たくさん買いましたが、たくさん使いました。藤城清治の影絵を見ていると、とても、愛らしい作品が多く、美しいので、心がなごみます。今日は、天気のせいか、頭が痛くて、何も出来ず、その本ばかりを眺めていました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      飲んでる市販薬のコトは、ちゃんと主治医に話してますよね?(薬には煩い猫でした)
      りまのさん
      飲んでる市販薬のコトは、ちゃんと主治医に話してますよね?(薬には煩い猫でした)
      2020/12/27
    • りまのさん
      にゃんこまるさん
      ご心配ありがとうございます。え〜、と、話していたと、思うのですが、、、今度頭痛のことも、相談してみます。たぶん、天気や、気...
      にゃんこまるさん
      ご心配ありがとうございます。え〜、と、話していたと、思うのですが、、、今度頭痛のことも、相談してみます。たぶん、天気や、気圧で、起こる頭痛と、思います。
      2020/12/27
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      にゃん!
      りまのさん
      にゃん!
      2020/12/27
  • 言葉には表せないが、とにかく素晴らしい!
    お気に入り→ 「生きるよろこび 」2011年作
    早く美術館へ行かねば。

  • ◆きっかけ
    インスタグラムで藤城清治の美術館にある教会のステンドグラスの写真を見て、彼の作品に興味を持って、図書館にあった本を一冊借りてきた。
    ◆感想
    眺めているとため息が出る。2013年に開館したという那須の美術館に行って、光が当たったものを見てみたい。大曲の花火、期待大。
    影絵劇、木馬座は残念ながらもう活動していないみたい。かかし座とか他の劇団のもので、見てみたいなぁ。
    2016/9/27

  • 祈りの絵があふれんばかりに載っています。「見つけた」といううれしさがあります。

  •  両親が2人で仲良く旅行に出かけ、乗ったバスの運転士が居眠り運転をして亡くなってしまい、兄と妹で両親のしていた定食屋を引き継ぐ事になり、料理に自信のない兄が近くの神社に夜遅くお参りに行くと、完全に成仏できない人の霊を貸して下さり、チキン南蛮や豚汁などを人前に出せる様になる物語です。

  • 幼い頃から生理的に好き。
    鮮やかで美しくて、ときどきギクッとする。

    藤城さんはずっと、祈りを描いていたんだなぁ。

  • 色がきれい。でもやっぱり写真になると光と影の感じが薄れて残念...。本物を見るために美術館へ行きたくなる。

  • とんがり帽子の小人たちやステンドグラスのような作品で〔影絵ね、本当は〕印象が残る藤城清治さん。
    そういえばしばらく作品を目にすることがないなあと思っていたら、ここ数年、またお名前をよく見かけるようになりました。
    私の印象に残ったのは、おそらく『暮しの手帖』で目にしていたから。

    藤城さんが描かれる日本の風景に、寂しさと楽しさを同時に感じられる作品だなあと感じました。おそらく、今の自分の気持ちも反映されているからだろうけれど。

    ファンタジー作品は、遠目で見て楽しく、至近距離で詳細な部分をみて面白さを感じます。そして、作品に登場している動物たち、小人たち、そして小鳥たちの動きや表情から、鳴き声、さえずりの声ではなくむしろ、台詞を発し、あるいは、言葉を交し合っているように感じてしまうのは、影絵作品故でしょうか。

  • 藤城さんの作品展にて、購入。震災後に被災地を描いた新作や、新しい美術館の様子も掲載されていて、お得な1冊です。息子と、本を眺めながら、ちょきちょきと切り絵制作にハマってます。
    何度も眺めたくなる、大切な1冊。

  • 本当に、本当に、美しいです。
    ため息が出ます。
    力強くて、繊細で、あったかくて、やさしくて、たのしくて。
    藤城さんのエネルギーを、絵を見てるだけでもらっちゃってる感じがします。
    あまりにも美しいからこそ、本物(光があたってる)を観てみたくなります。

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著者プロフィール

1924年東京に生まれる。慶應義塾大学経済学部卒業。12歳から油絵を始め、独立美術協会展、新制作派展に入選。名編集者の花森安治に認められ、雑誌「暮しの手帖」に影絵を連載。また影絵劇団・木馬座の上演、展覧会の開催など多彩な活動を続ける。1983年には本作『銀河鉄道の夜』(原作・宮沢賢治 講談社)で、BIB金のりんご賞を受賞。紫綬褒章、勲四等旭日小綬章など多数の受章、受賞歴がある。
著書に『セロ弾きのゴーシュ』『画本 風の又三郎』(ともに原作・宮沢賢治)、『ぶどう酒びんのふしぎな旅』(原作・アンデルセン 訳・町田仁)、『絵本マボロシの鳥』(原作、文・太田光)、『藤城清治の旅する影絵 日本』『ブーちゃん』『藤城清治 影絵の絵本 グリム』『藤城清治 影絵の絵本 アンデルセン』(以上すべて講談社)などがある。

「2022年 『新装版 銀河鉄道の夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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