つみきのいえ

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 368
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592761310

感想・レビュー・書評

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  • 図書館のヤングコーナーで黄色い表紙が目に留まり読了。
    全体的に色味が黄色だったので、月見の家だと読み間違っておりました。
    積み木の家でした。

    ブクログさんに登録して知ったのですが、
    アニメーションを絵本にしたものとのこと。

    毎年水位が上がる土地に一人で住んでいるおじいさんの話。

    下の家に落とした大工道具を取りに海の下へ下へ潜っていくと、
    その家に住んでいたときの思い出がよみがえってくる。。

    思い出を積み木のいえのように重ねて人生は成り立っている。

    そう思える素敵なお話でした。

  • 家の中に海の水がだんだんと上がってきて、家が沈んでしまいそうになるたびに、その家の上に新しい家を造って住んでいる、一人暮らしのお爺さんの大人のための絵本。・・・大事な大工道具を落としてしまい、潜水服を着て海に潜ったお爺さんが、家族と過ごした生活をしみじみと振り返る「つみきのいえ」・・・よみがえる人生の郷愁に涙する感動の絵本。(アヌシ-国際アニメ-ションフェステバル最高賞受賞作)

  • いやぁ~、疲れた週末に癒されました(﹡ˆ﹀ˆ﹡)

    説明
    内容紹介
    A grandfather lives in a town where the sea level continuously rises, and the houses are being constantly raised, or are sunk. One day grandfather drops his carpenter tool in the sea and dives in to retrieve it. Created from the highest winning animated cartoon of 2008 French International Animated Film Festival "La maison en petits cubes" the 81st Oscar winner Best Short Film, Animated. In Japanese. Annotation copyright Tsai Fong Books, Inc. Distributed by Tsai Fong Books, Inc.
    内容(「BOOK」データベースより)
    うみのなかにわすれものをとりに。せかいじゅうのこどもとおとながかんどうしたアニメをさくしゃふたりがえほんにしました。アヌシー国際アニメーションフェスティバル最高賞アニメの絵本。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    加藤/久仁生
    1977年生まれ、鹿児島県出身。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、2001年株式会社ロボット入社。同社のキャラクター・アニメーション部アニメーションスタジオCAGE所属。Web、TVなどで様々なアニメーションを手がける。2003年監督した短編「或る旅人の日記」などにより国際的にも高い評価を得る。2008年、加藤久仁生監督、平田研也脚本による短編アニメーション「つみきのいえ」はフランス・アヌシー国際アニメーションフェスティバルにて最高賞にあたる“クリスタル賞”“こども審査員賞”、広島国際アニメーションフェスティバルにて“ヒロシマ賞”など多くの賞を受賞した

    平田/研也
    1972年生まれ、奈良県出身。青山学院大学文学部仏文科卒業後、1995年株式会社ロボット入社。同社のコミュニケーション・プランニング部所属。TVドラマ、劇場映画、ショートムービーなどの脚本を手がける。2008年、加藤久仁生監督、平田研也脚本による短編アニメーション「つみきのいえ」はフランス・アヌシー国際アニメーションフェスティバルにて最高賞にあたる“クリスタル賞”“こども審査員賞”、広島国際アニメーションフェスティバルにて“ヒロシマ賞”など多くの賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 海外子女財団本。娘も私も大好きな絵本になりました。心穏やかに読める本。おじいさんの家族を思い、日々の生活を丁寧に営む姿に心洗われます。映像でもいつか見せたい。

  • 大人でも楽しめる絵本。たくさんの思い出、家、自然と共にひとりで暮らすお爺さん。お爺さんのように1つ1つ大切にし、孤独だと悲観せず生きていけたら素敵だな。

  • とても幻想的な世界観でした。絵の雰囲気がいっそうそう感じさせてくれます。過去の記憶は解像度が低く感じたことすら忘れてしまうのかも知れませんね。鮮明に思い出せるのなら深く潜りたいですね。

  • なんて あたたかい 人生なんでしょう☺️
    歳をとること は 心が豊かになること
    そんな風に 歳を重ねたい。

  • 泣ける。。。映画も観たい。。。

  • すごく素敵なお話。
    絵もやわらかく、とても綺麗で、読んでいてあたたかい気持ちになります。
    人間は思い出を積み重ねて生きていくもの。
    時に潜って思い出して、そうやってこれからを生きていく。
    心に残る絵本でした。(8分)

  • とても綺麗な絵とは対照的に、海に飲み込まれていく家のストーリーは、切なくて時として寂しく悲しい。
    年月分の積み重ねが、家の礎として水中に残っているのを見ると、家を通して人生を振り返っているような感覚になった。
    それでもこの話はどこか幸福で、多くの人が少し故郷を思い出すんじゃないかな。

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著者プロフィール

1972年、奈良県生まれ。大学卒業後、制作プロダクションROBOTに入社。2002年に山崎貴監督作「Returner リターナー」に共同脚本として参加し、映画脚本デビュー。以降、映画・ドラマ・CM・展示映像など様々な分野の脚本を担当。「つみきのいえ」(’08年 加藤久仁生監督)が、米国アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞して一躍話題となり、絵本も出版。その他の脚本を手掛けた作品に、「ボクは坊さん。」(’15年 真壁幸紀監督)、CM「マルコメ 料亭の味」シリーズなどがある。「22年目の告白 私が殺人犯です」(’17年 入江悠監督)は異例のヒット作となった。

「2019年 『小さな恋のうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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