- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592875871
感想・レビュー・書評
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時代ファンタジーという部類のBL作品で、歴史大好きな私には突っ込みどころがあるため、そこに目がいって話に入り込むことができませんでした。
あとは、弟とのお話ももう少し深く入れてほしかったけれど結構上っ面な軽い作品でした。
もっとドロッとしたものが欲しかったです。
でも、これが初作品とのことだったので、これから楽しみです。 -
雰囲気が昔っぽいのに比べ最近の用語が出てきてちょっとげんなり。
でも、話はよかったです。 -
まあ悪くないですよ。
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回送先:町田市立堺図書館
承認欲求ということをめぐって、おそらく気がつかないうちにそれが嫉妬に変わっているということがある。本書がBLとしての価値からはみ出すとしたら、まさしくその部分が投影されているのだろう。
無論褒めているのである。なぜならば、恋愛と嫉妬と欲望――そのどれもが、紙一重の関係になっているからだ(他の作品との比較においてもその部分で有用に作用するだろう)。
そして、『遙かなる時空の中で』が置き去りにしてしまった「鬼とは誰か・概念の言語化は可能か」という(詩紋くんが取り組もうとした)宿題に真正面から向き合った作者の誠意さは――手放しではないにせよ――評価しようではないか。またしても、注目に値する作家の誕生だというのはいささかオーバーだとしても、であろう。 -
昔話風……平安っぽいのに、逆ギレとか地の文にあって、ちょっとひっくり返りそうになったのですが、泣けそうだったので!
ちらちら立ち読みした限りその辺は気にならなそうです。人外とかわいそうな受け萌えーなかんじ。