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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592876793
感想・レビュー・書評
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これは合わなかった。読み進める手が何度も止まり時間がかかったほど。よっぽど相性が悪かったのか。
お話は、評判どおりとにかく甘い。味が変わるまで砂糖をかけました的な、いわば砂糖増量の甘さ。甘いけど甘いだけ。溺愛ものは好きだけど、それには溺愛されている受にそうするだけの魅力がないと。受は、生い立ちは可哀想だけどつらい記憶を失ってるし、現状攻に構われ大切にされているのでそれほどの不幸を背負ってるように見えない。なので肝心の過去が判明しても『ああ…』な感じ。そして受の過去に絡んでくるエピも、受のキャラがかすむような妙にアクの強い人たちばかり登場してきて、途中何の話を読んでいるのかわからなくなった。受が攻の手から離れて頑張るエピも、結局攻の援助でしかも素人が考えた商売がトントン拍子に上手くいってしまうなどストレスがなく、読み甲斐がない。
全体的に攻や脇キャラだけでなく、作者ですら受を真綿でくるみ大切に甘やかしているかのよう。でも周囲や攻には受は健気な子に見えているらしいので、話までも甘い。詳細をみるコメント0件をすべて表示