- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592877318
作品紹介・あらすじ
オオスズメバチ出身の篤郎は、過去に深く傷つけた義兄・郁への罪悪感から立ち直れず、幸せになってはいけないと自分を責め続け生きていた。そんなある日、ヘラクレスオオカブト出身の兜が目の前に現れ!?
感想・レビュー・書評
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シリーズで1番すき 一見完璧に見える、超人的な人でも欠陥があって、それさえも愛してくれる人が見つかるって奇跡的なことだな
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このシリーズの攻は、最初はみんなクズだというのはお約束なんだろうか…。
前作で登場していた兜が攻で登場。お相手は、前作主人公の郁を酷い目に合わせていた篤郎。
篤郎がクズだったのはともかく、前作では優しそうに見えていた兜の本性に、兜よお前もか…と思わず空を見たとか見なかったとか。
そんな意外性もありつつも、とても面白かったです!
優しさに見えた兜の真意に、更生した篤郎が傷つき悩む。郁との再会や、お馴染みの方々のサポートもありで見どころも十分。
マヤマヤが評した篤郎の人物像には納得。ラストもそのように流された篤郎だったけど、本人たちが幸せならそれもいいよね。 -
愛の巣へ落ちろ!シリーズ4作目
兜甲作(ヘラクレスオオカブト)×蜂須賀篤郎(オオスズメバチ) -
ムシシリーズ4作目。
ヘラクレスオオカブト・兜×オオスズメバチ・篤郎。
前作で登場した郁の弟の篤郎。
篤郎救済あってほしい!って思ってたので。
篤郎がどうしてあそこまで堕ちたのか、あのような凶行に走ったのかが分かり読んでて切なくなり、そして本当の篤郎は優しく繊細な心の持ち主だったんだという安堵もあってハマってしまいました(笑)
そして、兜!
一番温厚で頼もしい存在のイメージが強かったのに
一番酷い(笑)ゲスい!
そんな兜の酷い言葉、態度に傷つき涙する篤郎が可哀想で。
後半のオロオロする兜はちょっと可愛くもあったけど。
澄也はちょこちょこ登場してたけど今回はマヤマヤ登場!
マヤマヤ、カッコイイ!
マヤマヤの幸せがみたいです! -
前作が読むのが辛かったので
すごい長い間積読にしていたのですが早く読めばよかった!シリーズが病弱受なので前作までの子たちがチラッと元気にしてるのを読めるとホッとしますw
4作目だから大丈夫だと思いますが、BLでもニッチな属性含む話なので注意が必要ですね! -
個々人の背景をより掘り下げる小説は、漫画以上にキャラクターが好きになれないと、作品そのものも好きになれないと痛感した。受は想像以上に思考が暗いし、攻は最後まで下衆…。
絡みの場面はさすがのエロさだったし、サブキャラ(過去作のメインキャラ?)がみんないい味を出していたので少し評価を足してこの結論で。 -
フォロワーさんの何人もが兜がゲスい?と聞いてたので、どんだけのもんかと思って読了いたしましたが。今思い返してもゲスい。酷い(笑)
篤郎も何故こんなのに…と思いましたが、割れ鍋に閉じ蓋。と言っていいのかわかりませんが、自分の愛を思う存分注げる相手が出来て良かったと終始涙なしには読めない一冊でした。