月の子 (第8巻) (白泉社文庫)

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  • 白泉社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592883487

感想・レビュー・書評

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  • 中学時代の友人がおもしろかったと勧めてくれた漫画。ブックオフで全巻大人買いして今週になって一気読み。一気読みできるくらいのおもしろさではある。

    遠い星から産卵のために戻ってくる人魚たちだが、かつて「人魚姫」が人間に恋したために災いが起こった。その人魚姫の子供が今度また人間に恋すると、産卵場所である地球が荒廃した世界となってしまうと言う。人魚姫現代漫画版ってところかな。脇のキャラクター、中でも大柄不細工のリタさんがいい。

    あとは、絵が綺麗かな。

  • 再読。
    絵が綺麗で子供の頃は憧れの女性像が主人公(大人ver.)だった。
    今読むと、問題提起する作品なのかな、結構重い作品だったんだなって感じます。
    あと、今読むとベンジャミンよりセツの方が綺麗だと思う。ティルトの気持ちがわかる…

  • 最終回、私たちは悪夢の中に棲んでいるんだと衝撃を受けた。そして今、悪夢は増殖を広げている。

  • 私たちはこの現実に生きてるんだという現実にぶん殴られる
    絵が本当に綺麗なぶん気付きにくいけどかなりエグい主題、1988年の時点でチェルノブイリ原発事故についてここまで描けるのはすごいと思う
    キエフが重要なチェックポイント(?)になってるあたり今読むべき作品
    自分ティルトみたいな悪役に弱すぎる だいすきティルト

  • わたしがおバカだから後半何がどうなったのか理解できませんでした…読み直します。

  • 最後は結局原発事故は起こらない。現実の世界では起こってて今は最悪の事態が起きてるって皮肉かな。

  • やっと全巻読了(去年からちまちまと集めていた<エコブックだからか)
    この頃の絵が一番好きかも。。
    ファンタジー的な少女と衣装描写が素晴らしいです…!
    ジミーのちっちゃいときの絵が
    みかん絵日記のときの我孫子風で可愛いvv
    作者が友達同士でもあるようで…みかんが描いてある
    箱が届けられたとこも微笑ましい(この巻じゃないけど)

    小学生時にみかんを読んでいて、この方の名前は
    知っていたのですが…高校時に少し読んだ
    「輝姫」が最初でありました。

  • 重いけど美しい。
    フクシマを考える上で、これを読んで損はないと思う作品。
    マンガであるからこそ映像として描ける世界。
    連載当時、この作品がどう評価されていたかは知らないけど
    今これを読んで何かを感じてくれる人はきっと多い筈。

  • これも買おうかどうか迷ってる作品。
    三人兄弟(?)のなかで主人公は結構残酷だと思います。

  • 白泉社文庫。
    全8巻。

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著者プロフィール

十文字学園女子大学名誉教授。桐朋学園大学(ピアノ専攻)卒業後、NHKラジオ幼児番組「ピッポピッポボンボン」、教育テレビ「ふえは歌う」などにピアノのお姉さんとしてレギュラー出演。現在は後進の指導をはじめ、朗読ミュージカルのピアノ演奏、雑誌等での音楽あそびやリズムダンスなどを発表し好評を得ている。

「2022年 『保育のうたあそび決定版-ワクワク☆春・夏のうた-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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