- Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593100750
作品紹介・あらすじ
森の王だったライオンが水をひとりじめしてプールをつくり、みんなはカンカンです。フクロウの助言で、民主的にリーダーを決めるため、はじめての選挙を行うことにしました。ひとつ、投票は1名につき1票。ひとつ、だれに投票するかは秘密にする。ひとつ、対立する動物を食べてはいけない……。
きそくを決めて、大統領を決める投票をします。ライオン、サル、ヘビ、ナマケモノがりっこうほしました。それぞれ選挙運動をして、討論会も行いました。さて、あたらしい大統領になったのはだれでしょうか?
選挙とは、民主主義とは?を、子どもが考えるきっかけになる絵本。
感想・レビュー・書評
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選挙について、とてもわかりやすい絵本です。
候補者や選挙運動のあり方。
絵本を通して、子供の頃から選挙についてもっと親しみを持ち、自分の考えや思い、願いについて話し合うことの大事さに気づく、そして行動につながる気がします。よく考えてみると、小学校中学校でも児童会選挙とかありましたね。代表を決めるということはどういうことなのか。クラスの委員決めもそうですね。
民主主義のあり方。一人ひとりの意識を持つことが大事です。そんなふうに思えた一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3歳8ヶ月息子
1年ぶりによんでみた。前は難し過ぎて全部読まずに終わったが、今回は理解しているよう。選挙ポスターを貼る看板が立っていたり、政党の車が走っていたり…「選挙ってなに?」が出たので読んでみた。
リーダーを決める!1人一票!賄賂はダメ!…などルールの話や、結果に納得いかなくても…みたいな話もある。 -
川の流れを勝手に変えて自宅前にプールを作ってしまったライオンの強行に耐えかね、選挙で改めてリーダーを選ぶことになった森の動物たち。
選挙の決まりや立候補者それぞれの主張が載り、テレビに出たり集会を開いたり…選挙活動の様子から投票の流れがよくわかる。選挙って何?と子どもが興味を持ち出した時にぴったりの内容。
「ライオンに一ぴょう!」理由は「おれ強いのが好きだから!」とこちらをガクッとさせた6歳の息子にはまだ選挙の本質は伝わらなかったけどw
成長過程で再読候補。 -
森の王さまのライオンが、川の水のながれを変えてひとりじめ。自分のプールを作ってしまいました。
みんなはかんかんです。
そこで、べつのどうぶつにリーダーになってもらおうと、「せんきょ」をすることにしました。
だいとうりょうにりっこうほしたのは、サル、ナマケモノ、ヘビ、そしてライオンです。
こうほしゃたちは、自分の考えをアピールしたり、ポスターを作ったり、テレビに出たり、とうろんかいをしたりしました。
そして、せんきょのけっか、とうせんしたのは……
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森に暮らす動物たちの社会に擬して民主主義や選挙のしくみと意味、そして意義について、子どもたちが考えるきっかけになるブラジルの絵本、2021年6月刊
〈せんきょのきそく〉に〈たいりつするどうぶつを食べてはいけない〉がまぎれこんでいて、思わずクスリ
さて、あなたならだれに投票する? -
この本を作る時に、4歳から11歳の子供たちが実際に集まって、たくさん話し合い、選挙を行ったそうです。
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よりよい世の中を目指す手続きを知っておいて欲しい。
そんな気持ちから図書館にて借りた本。
選挙の一連の流れや民主主義について、とてもよく分かる。
小学生にぴったりかも。
わが子は、「ナマケモノに投票する」と。
理由を尋ねると、候補者の主張のページに戻って、こことか、こことか、、、と、理由を教えてくれた。
また、時が経ってから、読み返して欲しい本。
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子供でもわかりやすい選挙の流れ。
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6-1 2023/5/10