- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593502745
感想・レビュー・書評
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T・S・エリオットの詩に、エロール・ル・カインの絵、そして詩人の田村隆一訳という、理想のトリオによる『キャッツ』の第2弾。お話自体はきわめてシンプル。むしろ言葉の響きやリズムを楽しむもの。「大魔術師ミストフェリーズ」と「マンゴとランプルの悪ガキコンビ」の2話を収録。絵も内容も前者が優る。表紙はそのハイライトシーン。夕暮れ時の絵も素敵だ。また、そのつど表情の変わるネコの眼も見どころの一つ。ただし、ル・カインが目当てで、最初の1冊にというのなら、本書はお勧めしない。これは、最初にあげたトリオを楽しむものです。
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この本の絵を描いている、エロール・ル・カイン氏の展覧会へ行って、
彼やこの本を知りました。
とても繊細で美しい絵を描く方です。
読んだことがないので、いつか読んでみたい。 -
図書館で借りてきた本。
ハヅキ(3歳9ヶ月)が自分で選んできた本。
話が難しくて長いので、ハヅキは飽きてしまう。
まだ途中までしか読んでないけど、返すことにします。
もう少し大きくなったらまた借りて読もう。 -
なんて可愛い絵本っ!!
「大魔術師ミストフェリーズ」
「マンゴとランプルの悪ガキコンビ」
どっちも猫のお話です。
ミャミャーン、クルリン!
猫好きにはたまんないっすねっ -
魔術師と泥棒猫コンビの二編収録。Mr.ミストフェリーズ!夜空のマントがカッコイイな。ミュージカルでもセンターポジションの多い花形。そして泥棒猫のマンゴジェリーとランプルティーザが絵師カイン氏の遺作なんだそうな。もっと他の猫も描いて欲しかったかもしれない。まー、どれを読んでもミュージカル曲が脳内再生されます。猫にご挨拶を~、Oh!キャット!!(*´Д`)ノ♪
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大好きすぎる、「キャッツ」本!
ミストは、気ままでネコらしいネコちゃん。 -
言葉のリズムの良さにぐいぐい引き込まれ、とりこになる。
それがもう彼の奇術を見たかのような臨場感。
現実逃避にはもってこい。
彼の優雅な掴みどころのなさったら、それはもうすてきなものです。 -
★P.N タガー さんのおすすめコメント★
大魔術師ミストフェリーズ、マンゴとランプルの悪ガキコンビが大活躍!
エロール・ル・カインの美しい絵にもうっとりする一冊。
大人も楽しめる素敵な絵本です。
OPACへ ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=9000313543 -
「大魔術師ミストフェリーズ」と「マンゴとランプルの悪ガキコンビ」の2編が載っている。
どっちも猫の話。
テンポがよくてリズムよく読める。
絵は偶然にもさっき読んだル・カイン。
しかもこれが最後の作品だそうだ。
ル・カインの画風は独特で見分けやすい。
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2015年3月14日、再読。
「大魔術師ミストフェリーズ」
大魔術師、ミスター・ミストフェリーズを称賛する言葉でページが進む。
本当に不思議な猫なのか。
ただのねこちゃんに思えるけれど、真相はいかに。
夕方から夜の切り替わりのマントとか、暖炉の前にいたと思ったのに屋根の上にも、という部分が好き。
「マンゴとランプルの悪ガキコンビ」
窃盗ねこコンビ。
お肉を盗んだり、ネックレスと盗んだり、花瓶を割ったり…。
悪い猫なのに、語り口のリズムがよくて楽しんでしまう。
大きなお肉が盗まれて今日のごちそうはありません、と嘆くところが笑える。
文章のリズムがいいと思ったら作者は詩人だった。
ル・カインの遺作だったとは…。
どっちも忘れていた。
ミュージカル「キャッツ」のもとになった絵本だとか。
劇団四季の広告、最近も出ていた気がする。 -
魔術師キャッツのかわいい絵本