ブラック・アイス (扶桑社ミステリー)

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制作 : Michael Connelly  古沢 嘉通 
  • 扶桑社 (1994年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (551ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594014179

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ブラック・アイス (扶桑社ミステリー)の感想・レビュー・書評

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  • 自殺 偽装 麻薬 メキシコ

  • ハリー・ボッシュシリーズの2作目、「ブラック・アイス」、それは、冬の、雨が降った後、とても冷えこんだ日に起こる。
    雨が道路で凍り、黒いアスファルトの上に、氷が張っているのだけど、見えない。
    それが、ブラック・アイス。
    上に乗っかるまで危険に気づかない。
    一旦、上に乗っかったらもう手遅れで、スリップしてハンドルが効かなくなる。
    ボッシュはブラック・アイスの危険を回避できるのか?

    カル・ムーアの残したメモ、「おれは自分がなにものかわかった。」から、幼い少年がそれぞれ自分がなにものであるのか見いださねばならなかった場所に、ボッシュは辿り着く。
    事件の手がかりであると同時に、ボッシュ自身に突きつけられた言葉でもある、とボッシュはつぶやいている。
    自身は何ものなのか、ボッシュの自己洞察が興味深い。

    P308
    生まれてこのかた、ボッシュは自分がなにか善なるものに近づこうとしていたと信じていた。有意義なものが存在していると信じて。
    ある種の決意と目的意識をつかもうともがいていたという感触が常につきまとっていた。自分のなかに、あるいは自分のどこかに、善なるものがあるのだと感じながら。
    そういうものが訪れるのを待ち構えているのは、つらいものだった。
    待っていると、心にぽっかり穴があいた気がすることがよくあった。
    P309
    その空虚な感覚を、孤独でいることと仕事で埋める術を学んだ。

    カル・ムーアの鼻腔内から見つかったピンクに着色された実蠅の幼虫。。。これが、放射線を浴びせて不妊化させた実蠅を大量にばらまいて実蠅を根絶させる国家プロジェクトにたどり着かせる。
    メキシコに単身乗り込んだボッシュは狙撃されそうになったり、実蠅根絶センターで黒幕を追い詰め対決したり、と危険極まりなく、心臓バクバクもの!

  • USの推理小説を読んでいると、最近?の刑事はけっこう似たような感じが多い、というか、流行ってる推理小説では同じようなタイプが受けているという事か、タフで、割と不器用だけど、何気に頭が切れる、みたいな。昔なら頭だけ働かせてれば良かったけど、今は汚れ仕事もこなさなくちゃいけないから、大変だよなー、などと思ったりする。とはいえケチをつけなければこの主人公は格好良いし、終盤に向けての勢いは悪くない。そしてメイクラブという翻訳を見た時に、なんかドキドキしてしまったという事だけは言っておきたい。なんつーか、こう、一回りして新しい。

  • デビュー作を読んだのは、もう随分前だ。
    三人称でありながらも、常に主人公の行動を追い、彼の視点で描写するため、読んでいる最中でも、一人称のストーリーと錯覚する。
    作者は、ヒーローの孤独をより際立たせるために、内面描写を出来るだけ避けるスタイルとしたのだろうか。
    とまれ、ハードボイルドに求められる要素は本書でも申し分なく盛り込まれており、ストイックに真相に向かってひた走るハリー・ボッシュは、惚れ惚れとするほど格好良い。
    クライマックスでの対決シーンは、まるで古臭い西部劇だが、実は極めて現代的な暴力的決着として描かれる。

  • ハリー・ボッシュ・シリーズ第2作。

    モーテルで発見された麻薬課刑事の死体。自殺で片付けようとする警察幹部をしり目に、死因に不審感を抱いたボッシュはひとり捜査に乗りだす。

    寂寥感が漂う作風は前作と同じだが、視点の置き方や人物描写などに違いが見受けられる。よりハードボイルドらしくなったというか。邦訳に関しては、むずかしい言いまわしが影をひそめて読みやすくなり、ボッシュのぞんざいな物言いが丁寧なものに改められた。ただし、会話文ひとつで印象が変わってしまうので、そこは慎重に訳してほしい。

  • ハリー•ボッシユ。
    押し込み野郎。

  • 面白かった。
    時々、訳にひっかかったが、面白かった。
    (車の内のミラーはリアビューミラーじゃなくて、バックミラーで良いんじゃないか?)

    読んでいるうちに感情移入していた、いや、させられていたのにどんでん返しをくらう。
    作者と飾りつけしていたケーキが、
    最後にロウ細工とわかり、しかも口につっこまれた感じ。

    いや、後味は良かったので、逆か。
    ロウ細工だと思って手伝っていたデコレーションが、口に突っ込まれてみたら、本物でおいしかったと。

  • ハリーボッシュシリーズ第2作。
    これも一気読み。
    舞台がメキシコでさらに地理関係がさっぱりだけど、ハリーボッシュは相変わらず無茶をやりそして相変わらずもててる。

  • 刑事ボッシュシリーズの2作目。モーテルで変死した麻薬捜査官。別の殺人事件を追ううちに、ボッシュはメキシコの麻薬王との関連を発見する。タフガイ、アウトローでベトナム帰りというベタなキャラクターのボッシュを主人公に据えたシリーズだが、ストーリー展開は疑惑をひとつずつ解明してゆくというミステリーのの基本に忠実と思う。特に、殺人現場の特定のきっかけとなる証拠品の分析は面白い。最後の100ページはまさに息をの展開。ただ、ボッシュの言動に多少の違和感を感じたので、★4つにした。

  • 前作『ナイトホークス』がフロックでないことを証明した傑作。

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