ブラックライト 下 (扶桑社ミステリー ハ 19-3)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594024932

感想・レビュー・書評

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  • スティーヴン・ハンターによるボブ・リー・スワガーシリーズ第三弾下巻。
    アールが殺害された当時、最先端の技術であった暗視装置が本作のタイトルになっていることが明かされ、アールも暗視装置を使ったハンターに殺害されたことが判明する。そこからボブとラスは少しずつ真実に迫っていく。
    本作では極大射程の時のような最後の最後でひっくり返すような仕掛けは用意されていないが(それでもまさかの結末は用意されている)、綿密に張り巡らされた伏線を最終的に見事に回収する特徴がある。ボブがそこに至る過程は半ば強引に感じたり、ピンチに陥った時のある意味ご都合主義的展開が気になるところもあり、息切れしたかなと思わせる。
    また、前作以上に誤植が散見され、物語に没入しにくくさせられた点もマイナスだった。

  • 先が読めない展開

  • ボブ・リー・スワガーシリーズの第3作。ボブ・リーが全く登場しない前作「ダーティー・ホワイト・ボーイズ」が本作の序章に過ぎなかったことがわかった。また、前作の表題の意味が本作を読んでようやくわかった。それにしても、よく練られたプロットであり、人物造型も申し分ないと思う。多々指摘されている翻訳の問題も自分は気にならなかった。前作の読者は本作は必須だと思うし、本作を読むにあたっては前作を先に読むことをお勧めする。

  • ボブ・スワガーシリーズ第2弾。
    殉職した父の事件を調べ始めたボブに何者かが襲いかかる。
    銃の蘊蓄は苦手だが、それをすっ飛ばしても面白かった。
    ボブは恐怖も迷いもある人間であることが描写されていてもやっぱりヒーローである。

  • 先にダーティ・ホワイト・ボーイズを読んでおく事をオススメ。極大射程に比べるとさすがにスリル減少

  • 予想外の結末、と聞いてから読んだけど、本当に意外な展開で、著者の構成力に脱帽

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著者プロフィール

Stephen Hunter
スティーヴン・ハンター

1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。
68年ノースウェスタン大学卒業。
71年ボルティモア・サン紙に入社。
書評担当などを経て映画批評担当になる。
96年ワシントン・ポスト紙に転じ、
映画批評部門のチーフとなる。
2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。

「2022年 『囚われのスナイパー(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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