国民の歴史

著者 :
制作 : 新しい歴史教科書をつくる会 
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  • Amazon.co.jp ・本 (774ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594027810

感想・レビュー・書評

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  • 物凄く長くて読んでいたら最初挫折しそうになったけど、著者の歴史はわからないという読者目線に支えられて非常にわかりやすい文体で日本の歴史を解説してくれた。かなりの労作!

  • 有名な名著。ボリューム感はありますが、読み始めると止まらず一気に読んでしまう程吸い込まれます。その新しい(戦後の世代がしらない)視点に驚かされると共に、自分が生まれ、育っている日本という国が豊かな歴史持つという意味において非常に恵まれた国であることを素直に感じることができます。そして我々はこの歴史を受け継ぎ、次代へ引き継ぐ権利と義務があるのだということを痛感させられます。将来的に「本格的な通史」が本書の姉妹編として刊行予定とのこと。期待が高まります。

著者プロフィール

西尾 幹二(にしお・かんじ):1935年、東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。ドイツ文学者、評論家。著書として『国民の歴史』『江戸のダイナミズム』『異なる悲劇 日本とドイツ』(文藝春秋)、『ヨーロッパの個人主義』『自由の悲劇』(講談社現代新書)、『ヨーロッパ像の転換』『歴史の真贋』(新潮社)、『あなたは自由か』(ちくま新書)など。『西尾幹二全集』(国書刊行会、24年9月完結予定)を刊行中。

「2024年 『日本と西欧の五〇〇年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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