ハッカー/13の事件 (扶桑社ミステリー タ 7-4)

制作 : ジャック ダン  ガードナー ドゾワ 
  • 扶桑社
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本棚登録 : 21
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594030032

感想・レビュー・書評

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  •  ハッカーってことだけれど、中身はたっぷりと SF だよねって感じ。オープニングはギブソンだし、イーガンを挟んで、ラストがベアだもの。13種類のちょっとした未来を覗き見てみよう。そんなガイドブックが本書だといいな。

     まずはいまや古典的名作の「クローム襲撃(ウィリアム・ギブスン)」からはいることにしよう。しかし、何度読んでもこのすばらしさが理解できない。パスだなぁ。

    「夜のスピリット(トム・マドックス)」も乗りきれず、既読の「血を わけた姉妹(グレッグ・イーガン)」で一息。続く「ロック・オン(パット・キャディガン)」「免罪師の物語(ロバート・シルヴァーバーグ)」「死ぬ権利(アレクサンダー・ジャブロコフ)」「ドッグファイト(マイクル・スワンウィック)「われらが神経チェルノブイリ(ブルース・スターリング)」「マシン・セックス〔序論〕(キャンダス・ジェイン・ドーシイ)」「マイクルとの対話(ダニエル・マーカス)」とパスが続く。

    「遺伝子戦争(ポール・J・マコーリイ)」で人類の末裔を少し楽しんだのだが、「スピュー(ニール・スティーヴンスン)」でまたまたテンションが落ちて、既読の「タンジェント(グレッグ・ベア)」で終わり。

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著者プロフィール

ウィリアム・ギブスン
William Ford Gibson
米国のSF小説作家、脚本家。1948年、サウスカロライナ州コンウェイ生まれ。1984年発表の「ニューロマンサー」(ハヤカワ文庫刊)で長編小説デビュー。本作のヒットによって〝サイバーパンクSF〟と呼ばれる文学ジャンルが確立した。以後、「電脳」三部作、『ディファレンス・エンジン』、「橋」三部作など数多くの著作を発表している。ハリウッドからも早い段階から注目されていたものの、彼の原作である『ニューロマンサー』『クローム襲撃』なども映画化の案アナウンスは出るものの実現にはいたらなかった。ギブスンの関わった映像作品には以下がある。脚本を執筆した映画『JM』(1995)、短編『ニュー・ローズ・ホテル』を原作とした『ニューローズホテル』(1998)、テレビシリーズ『X-ファイル』の2エピソード(「キル スウィッチ」「ファースト・パーソン・シューター」)の脚本を執筆している。

「2022年 『ウィリアム・ギブスン エイリアン3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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