心ひらく故郷 上 (扶桑社ロマンス ロ 6-20)

  • 扶桑社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594034405

感想・レビュー・書評

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  • 上下巻

  • 南部の街イノセンスの祖母の家に戻ってきたヒロイン。地元の有力者のヒーロー。<br>
    ヒロインは家族との確執や恋人の裏切りに傷ついて傷を癒すために田舎へやってきている。ヒーローは豊かではあるけれどやはり親との軋轢があったり、家族に問題があったりしている。そしてそんな自分を持て余し気味。能力は高いのにそれを表に出さずに怠惰に暮らしている。接点のない二人だった筈なのに連続殺人事件が二人を結びつけ、おたがいをいやしていく。<br>
    古い作品のため飲酒や喫煙シーンが盛りだくさん。とくに喫煙シーンはいまでは考えられないほど。それも南部感を醸し出していた。サスペンス部分は犯人が最後までわからない感じ。疑わしい人物は出てくるけど決定的なものがなく、結局は話しの流れで犯人の告白による。もちろんさりげない伏線はあったのだけど。<br>
    アメリカ南部の暑さが伝わってくる感じ。それと人種差別的な部分もあって本当に南部ぽい。ヒーロー、ヒロインだけでなく登場人物それぞれに暗部があって、その描き方はさすがにノーラ・ロバーツ。<br>

  • 2008年5月10日 読み終えました(´ε')

    今なお古きよき南部の伝統を残す町、
    ミシシッピ州イノセンス。
    ここでは、女性ばかりを狙った
    残酷な連続殺人事件が住民を震撼させていた。
    そんな町に、世界的に有名なバイオリニスト、
    キャロラインが越してくる。
    たび重なるコンサートや
    婚約者の裏切りなどで心身ともに憔悴しきっていた彼女は、
    演奏活動を休止することを決意し、
    愛する祖母から相続した屋敷で
    心穏やかな生活を送るつもりだった。
    だが、第三の犠牲者となった女性の惨殺体を発見したのは、
    ほかでもないキャロラインだった。

    キャロライン素敵だな〜

    なんか登場人物が多くて
    なかなか名前覚えれないんですが(´・ω・`)
    最近忙しくて一気に読み終えれないから
    どんどん内容忘れてっちゃうw
    やっぱり外人の名前、覚えるの苦手だー

    下巻たのしみ(*'ε`*)
    犯人は一体?!

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著者プロフィール

Nora Roberts
ノーラ・ロバーツ
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には〈タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人〉の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では〈イブ&ローク〉シリーズを発表。これまで刊行したタイトルは200点に達し、全世界で累計4億部を超える売上を記録。「ロマンスの女王」として今も世界中のファンを魅了している。

「2023年 『カクテルグラスに愛を添えて (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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