ハバナの男たち 上 扶桑社ミステリー ハ 19-12

  • 扶桑社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594047535

感想・レビュー・書評

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  • キューバで活躍、アール・スワガー第三弾!

  • アール・スワガーシリーズ第3弾。舞台は、カストロ革命前の1953年のキューバ。ゴッドファーザー(2かな)で、アメリカの資本、マフィア達が謳歌していた時代のキューバだね。2015/9読了。

  • 大好きなアール・スワガーものなのですが…何か読み足りない。
    カストロと言う現在する大物を扱うからかアールの存在感が薄く、アールがこの作品で果たすべき役割があまり表だって出ていないからでしょうか。
    カストロとロシアの工作員の方が目立っているように感じました。

  • スナイパーとしてのアールが見られる作品。そしてフレンチーショートが帰ってきた。
    さらにさらに、スペスネフというソ連のエージェントがこれまた渋い渋い。それぞれにキャラが立っていてとても面白かった。いつものような銃撃戦もばっちりだったし。カストロがちょっと情けない男になっているところもいい。ヘミングウェイもしょうもない男として描かれていた。
    もう、アールが主役の話は書かれないのだろうか?
    ブラックライトを読み直したくなった。

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  • スティーブンハンターの一大抒情詩なのね。ボブ リー スワガーもの(極大射程)から入った私には、父物語に若干の違和感あり。ハバナという場面設定は魅力的だが、父のキャラクターは苦手。

  • アール・スワガー・シリーズの最新作。単独でも楽しめる内容になっているが、できれば「悪徳の都」「最も危険な場所」を読んでからの方が物語の背景がわかって良いかもしれない。

    しかしとにかく読むのに時間がかかってしまった。ストーリーのテンポも良いしそれなりに面白い展開ではあるのだけれど、一度本を閉じると再び開くのが億劫でなかなか進まなかった。読んでいる間は面白い、だけれども、閉じてしまうと続きが気になるほどの緊張感がなかったのだと思う。

  • スワガーシリーズは、基本的にはハズレがないのだが、本作品は相対的にやや辛めの採点。歴史上実在の人物・事件をフィクションにうまく取り込むのは難しいというのがよくわかる。シリーズ前々作の「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594030777/qid=1097560708/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-8422554-0112350">悪徳の都</a>」でも”バグジー”ことベンジャミン・シーゲルが登場し、重要な役割を果たしていたが(バグジー暗殺の顛末は本作品にも関係している)、一介のギャングはともかく、カストロ及びキューバ革命となると歴史上の事象として大きすぎる。舞台としてうまく活用しきれておらず、アールの超人的活躍も中途半端な描き方になっている。

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著者プロフィール

Stephen Hunter
スティーヴン・ハンター

1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。
68年ノースウェスタン大学卒業。
71年ボルティモア・サン紙に入社。
書評担当などを経て映画批評担当になる。
96年ワシントン・ポスト紙に転じ、
映画批評部門のチーフとなる。
2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。

「2022年 『囚われのスナイパー(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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