ニート脱出: 不安なままでもまずやれる事とは

著者 :
  • 扶桑社
3.11
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本棚登録 : 40
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594049409

感想・レビュー・書評

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  • 「能力じゃなくやり方」や「やりがいへの妄想」のくだりは、わかりやすく脱出の手口になった気がします。
    ただニート本人に向けて書かれているのに、読み進めるにつれて親の心構えについての内容になり誰にあてて書かれている本なのかはっきりしません。居ないとはいいませんが、親子で同じ本を貸しあうほどの仲のニート親子は少ないと思いますし、ニート目線で読んでも、親の立場に立って最初から読んだとしても、ちぐはぐな感が否めません。
    また、このような書き方をすることで新たな言い訳をニートにささげてしまっているようで逆にニートから脱出できなくなっちゃうのではないでしょうか。
    ニート本人は前半を読み親に向けて書かれているところをあえて読まないことをすすめます。

  • 本屋さんで軽く立ち読みしました。ニートって意外に簡単になってしまうものだと私は感じます。今、『ニートでない』生活を送っている人も、ある日ふとした拍子に『ニート』の生活に転じてしまう。当たり前のことが当たり前に書いてあって、でもそういうことをひとつひとつ丁寧に解きほぐしていくことが必要なんじゃないかなと思い、私は良本に感じました。(by はに〜)

著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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