オックスフォード連続殺人 (扶桑社ミステリー マ 25-1)

  • 扶桑社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594050863

感想・レビュー・書評

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  • うーん、私には難かしいかな、ミステリ的にはよくできてるのかも、

  • 正直、私には難解すぎた…。
    数学、分かんない…。
    でも犯人の見当はすぐにつく。

  • 天才数学者の元に、連続殺人鬼から殺人毎に届けられる、奇妙な記号。果たして、それの意味するところは何か? てな興味で引っ張る長編ミステリ。ただ、メタミステリ感(?)みたいなものが濃厚で、少なくとも今の読者は、結末で明かされる真相にあまり驚かないのではないか。むしろ、途中の展開の方が意外感があるかも知れない。

  • ミステリ

  • アルゼンチン人の目から見たオックスフォード、リンボウ先生のエッセイを思い出した。フェルマーの最終定理を持ち出す意味があったのか?数列の解説だけでよかったのでは?結局連続殺人ではなかった。哀しい動機の大量殺人。

  • オクスフォードで数学を学ぶ主人公の周りで起こる連続殺人。現場に残される謎の理論数列。

    事件の謎もだが数学に関する哲学にも触れられて面白かった。
    研究の内容や日時など実際の出来事が織り込まれており不思議な雰囲気も感じられる。

    探偵役が連続殺人を止められないジレンマを見事に回避している。

  • 再読。アルゼンチン人作家による“数学”ミステリ。論理配列、ゲーデルの不完全定理、フェルマーの最終定理などの蘊蓄が作中に散りばめられ、事件を彩る。トリック自体は前例のあるものだけど、アプローチの仕方や終盤の皮肉な展開あたりはこちらのほうが好みかも。

  • 2011/08/22読了

  • タイトルのままですが、舞台はオックスフォードです。
    連続殺人です。
    オックスフォード大学に留学した私は下宿先の未亡人の死体を世界的数学者セルダム教授と一緒に発見したことを皮切りに事件に巻き込まれていきます。
    殺人の前に送られてくる殺人予告の論理配列の意味の謎や各所に散りばめられた数学論議がおもしろいです。
    ですが、こういったことばかりに気を取られていると作者の思う壺にはまってしまいます。
    素晴らしい本格ミステリです。

  • 学究の街オックスフォードで起こる連続殺人事件。天才数学者のもとに、挑戦するかのように送られてくる論理数列の意味は。
    ミステリ好きで、かつサイモン・シンの『フェルマーの最終定理』『暗号解読』を読んだことのある者なら、本書に飛びつかずにはいられない。が、読み終わってみると、論理数列に驚愕の秘密が隠されているわけでもなかったのが残念。数学の深淵をのぞきたかったのに。なお、セルダム教授が序盤で「私」に示す論理数列が、大きな伏線になっている。この答えは本書中では明かされず、読者が自分で考えるしかない。ちなみに現在我が家ではその応用編が大流行中である。

    • Meninaさん
      えっ、そんな伏線あったかしら…。もう一回読まなくては。
      えっ、そんな伏線あったかしら…。もう一回読まなくては。
      2010/05/29
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