- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594050863
感想・レビュー・書評
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うーん、私には難かしいかな、ミステリ的にはよくできてるのかも、
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正直、私には難解すぎた…。
数学、分かんない…。
でも犯人の見当はすぐにつく。 -
ミステリ
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再読。アルゼンチン人作家による“数学”ミステリ。論理配列、ゲーデルの不完全定理、フェルマーの最終定理などの蘊蓄が作中に散りばめられ、事件を彩る。トリック自体は前例のあるものだけど、アプローチの仕方や終盤の皮肉な展開あたりはこちらのほうが好みかも。
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2011/08/22読了
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タイトルのままですが、舞台はオックスフォードです。
連続殺人です。
オックスフォード大学に留学した私は下宿先の未亡人の死体を世界的数学者セルダム教授と一緒に発見したことを皮切りに事件に巻き込まれていきます。
殺人の前に送られてくる殺人予告の論理配列の意味の謎や各所に散りばめられた数学論議がおもしろいです。
ですが、こういったことばかりに気を取られていると作者の思う壺にはまってしまいます。
素晴らしい本格ミステリです。 -
学究の街オックスフォードで起こる連続殺人事件。天才数学者のもとに、挑戦するかのように送られてくる論理数列の意味は。
ミステリ好きで、かつサイモン・シンの『フェルマーの最終定理』『暗号解読』を読んだことのある者なら、本書に飛びつかずにはいられない。が、読み終わってみると、論理数列に驚愕の秘密が隠されているわけでもなかったのが残念。数学の深淵をのぞきたかったのに。なお、セルダム教授が序盤で「私」に示す論理数列が、大きな伏線になっている。この答えは本書中では明かされず、読者が自分で考えるしかない。ちなみに現在我が家ではその応用編が大流行中である。