男の子を伸ばす母親は、ここが違う!

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594051358

感想・レビュー・書評

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  • 著者ご自身の育児経験から得た知恵を書かれたものです。エピソード集ではなく、改めるべきポイントが綴られています。タイトルを見て図書館で飛びついて借りましたが、期待外れでした。いわゆるイクメンであったかもしれませんが、ママがするような育児はされてこなかった方の言い分だと思いました。

    本を読んで分かったことは、
    ●タイトルの「伸ばす」とは、知能面が主であり、情緒面などは触れられてません。片手落ちです。
    ●男の子と女の子の思考回路は全く違い、ダメと言えば何となく分かる女の子に対して、理屈を説明し納得させないと分かったにならない男の子ということでした。
    ●他人に流されない子供でない限り、塾より家庭教師がベター。とは言え、ご本人はプロ家庭教師ですから。。
    それ以外は、各論含め多くがダメ本の部類だと思います。「〜だと考えていませんか?それは違いますよ。子供は〜考えています。」、「〜なんて言ってませんか。それでは子供には伝わりません。」の繰り返しです。対処法が書いていないので読む利益が薄いです。したがって、この本を手に取るママには不適切な言い回しばかりだと思いました。
    多くのセクションで最もらしいことを書かれていますが説得力に欠けています。例えば、「東大神話」の崩壊:今や東大に入っても…と書かれていますが、著者ご自身は慶應大学のご卒業です。十分な高学歴ではありますが、他者が言うと負け犬の…です。

著者プロフィール

1957年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。教育環境設定コンサルタント。学生時代にバイトで始めた家庭教師が天職となる。奇跡の合格と学力不振解決を続々成功させ、「カリスマ家庭教師」とも呼ばれる。専門は国語記述解答と小論文指導であるが、音読法、作文法、暗算術など数多くの学習法や能力向上メソッドを開発。最近は、焚火教育とリベラルアーツの実践に力を入れている。講演は「マシンガントーク」と評される。『男の子を伸ばす母親はここが違う!』『超音読法』(扶桑社)、『中学入試国語選択ウラのウラ』(主婦の友社)など著書多数。

「2013年 『必殺 センター古文』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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