シャナラの妖精石【エルフストーン】(下)

  • 扶桑社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594054519

感想・レビュー・書評

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  • 前作「シャナラの剣」が「ロード・オブ・ザ・リング」そのまんまのパクリだったので、少し冷めた感じで読み始めたのだが、これはオリジナリティもあって、なかなか楽しい作品だった。それでも、「ロード・オブ・ザ・リング」ほ下敷きにしているって印象は拭えないけど。

  • 結界を守ってきた「生命の樹エルクリス」が枯れる、死にかけている。
    再生させるには、「選ばれし者」の一人が種を受取り、儀式を終え、植えなければならないという。

    ノーム族の村で治療師として修業していたウィルは、ドルイドのアラノンに、他所の地にいた「選ばれし者」エルフの乙女アンバリーを守って、共にエルフ国への旅に出るよう告げられる。魔物に襲われつつ、なんとか辿り着き、エルクリスより種を受取る。これで終わりではなく、再生させるため、伝説の『守りの地』へと旅立つ。

    その頃エルフ国アーボロンでは、結界が弱っているために攻めてきた魔物達との壮絶な戦いが。


    これは続編なんですが、前作は指輪物語を受けすぎていて面白くなかったんですが、今作は、コピーではなく、オリジナル感があり、個々の登場人物の個性付けもしっかり出来ていて物語世界にに入りやすく。
    迫りくる敵の恐怖も戦いも臨場感があり面白い。
    前回から50年後の物語なので、知らなくても楽しめる。いや、知らないほうがいいかも。

    結末、生命の樹エルクリスの再生の意味すること、意外でしたね。

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