透明人間の買いもの

著者 :
  • 扶桑社
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本棚登録 : 219
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594055097

感想・レビュー・書評

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  • 日経エンタでの連載もある指南役による本。マーケッチングの本でもあり、世相の本でもありという感じです。そうだよねって感じで読んでしまいますが、その背景にはいろいろな分析があるんでしょうね。図書館予約数は1(08/01/09現在)です。

  • すっげー目立つ表紙とキャッチーな本のタイトル。
    思わず立ち読み!
    相当おもろい。よく心理をついてて学ぶこと多い。

    透明人間はみんな(大多数の人々)のこと

    「みんなは〜〜」にせず、「透明人間は〜〜だ」にしてる当たりが上手い。

    以下は備忘録

    ●の3つがオススメなもの

    ○透明人間は思ってること口に出せない。
    集団が好き。居酒屋でも選ぶのが苦手

    ・ipodよりラジオに流れる曲に魅力を感じたりするのは他人も聞いてるから。
    ・ユニクロは考えてなくて良いから売れた
    ・平凡こそ誰もが重ね合わせる。例)のび太

    ●透明人間は誰に誘われるかでスケジュールは上書きされる
    相手をどうしても誘いたいときや、スケジューリングが面倒な時は、
    ゲストを呼ぶ、いい店にするなど、相手のプライオリティを上げる。

    これはいろんなところで使えるテクだ☆

    ○透明人間はマスコミの情報操作に騙される
    タッキーが大河ドラマをやっても実際のファンはCD売上の30万枚の人。
    視聴率を上げる%には影響しない。でもマスコミは取り上げ、ブームになったかのようになる。

    ●透明人間は自分(だけ)が広めてるときに魅力を感じる。
    ファンの数と思い入れは反比例する。知る人ぞ知るくらいがいい

    ○透明人間は限定に食い付く
    W杯、吉野屋牛丼最後の日、お祭りなど殺到する。期間限定

    ○透明人間は時代を作らない。むしろ壊す。
    1000人の愚か者より一人の賢者。
    一人で時代作る。井深さん以外だれもウォークマンを作りたく無かった。
    テレビもインターネットも必要と思ってなかった。
    韓国ドラマは視聴者に潰される→人の意見を聞いて筋書きかえるとおさまりが悪い。

    ○平均値が集まると神
    Wikipediaが良い例

    ●才能を発揮出来るのは平均4、5年
    エジソンも主要なものは3年内に発明、小室も97年以降ミリオン無し
    ガンダムもダメ。

    でもずーっと続くのは、サザエさんドラえもん!!
    ほとんど流れを変えず、少しずつだけ形を変えたもの。
    茂木さんの本にも出て来たわ☆これは継続的ヒットには
    不可欠ポイントだね!

  • 一つ確実に言えることがある。この世を動かしているのは、間違いなく透明人間だと言うこと。

  • サイレントマジョリティはわかるが、偏った見方の部分も多かった。

  • 立ち読みで読んでしまえるかなあちょっともったいないなあと思いつつ、面白く読んだ。ココで意見を述べているぶん、ワタシは透明人間ではないということなのだろうが、分野外の面では深く頷くこともあったよ。この本で触れられている固有名詞をすべて理解して読むためには、なかなか博識な情報量が必要だと思うよvv

  • 自分の中に潜む「透明人間」的な性格。
    おもしろいです。
    さすがホイチョイ。
    買って損はないですね。

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著者プロフィール

メディアプランナー。代表・草場滋。1995年「ソニー・アート・アーティスト・オーディション」入賞。1998年「フジテレビ・バラエティプランナー大賞」グランプリ。2001年より20年間、月刊誌「日経エンタテインメント!」(日経BP)にて『テレビ証券』を連載。2016年よりウェブサイト・チェリーにて『指南役のTVコンシェルジュ』を連載。ホイチョイ・プロダクションズのブレーンも務める。代表作にテレビ番組『逃走中』(フジテレビ)の企画原案、ドラマ『東京007』(フジテレビ)の脚本、映画『バブルへGO!』(馬場康夫監督)の原作協力など。著書に『タイムウォーカー~時間旅行代理店』(ダイヤモンド社)、『キミがこの本を買ったワケ』(扶桑社)、『空気のトリセツ』(ポプラ社)、『「考え方」の考え方』『テレビは余命7年』(大和書房)、『幻の1940年計画』(アスペクト)、『「朝ドラ」一人勝ちの法則』(光文社新書)など。

「2022年 『黄金の6年間 1978-1983 ~素晴らしきエンタメ青春時代~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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