超三流主義

著者 :
  • 扶桑社
3.42
  • (12)
  • (29)
  • (29)
  • (15)
  • (1)
本棚登録 : 216
感想 : 39
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594060091

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 超三流主義について知りたくて読書。

    前半が参考になる人と後半が参考になる人がいると思う。

    フリーランスで仕事をして、人間関係を構築するためにはできる人のふりをする。
    これが重要。

    見えるものへお金投資し、見えないもには投資しない。

    セルフブランディングするためには、相手からの第一印象を意識する必要がある。20代なら不要だが、40代なら必要。ブランドで飾るわけではないが、それなりの一流のものを身に付けることは信用、信頼につながる。

    ホテルの活用は参考になる。

    マインドシェアを高めて、人間ポータルを目指すは、フリーランスで生き抜くためには必要な要素。

    人間関係の重要性は会社員のときよりもフリーになってからのほうが増したし、難しさも改めて痛感した。

    競争のない分野や場所で負けない勝負をする。葉書を出すのもその1つ。

    マメさ×速さを意識していきたい。

    読書時間:約1時間5分

  • エンターテイナーですね(^_^)
    ふざけているように見えて実はものすごく本質を掴んでいる方だなと思いました。読んでて楽しくなる本です!

  • 見えないところに金をかけても仕方ない。例えば、我が家では妻と下着も共用している。また、家を買うのは勿体無い。家を買うならリゾートマンションを買って、色んな人に使ってもらうことでそれ以上のリターンを得ることができる。

    など、節約しつつも気分はゴージャスに、というのが氏のモットーであるらしい。こどもの頃から節約術を考えていたというのが凄い。商魂たくましく、利発なこどもだったんだと思う。

    無駄なところでは見栄をはらないが、フリーランスなので取引先などには舐められないよう、高級ホテルの常連のように見せかけたりする。必要な見栄ははるべし、というところか。どちらにしても、人は見栄をはらないと生きていけないのね。

  • 著者は、大学卒業後に㈱ジャパンエナジー(JOMO)を経て独立。現在は、鉛筆からミサイルまで、あらゆるジャンルの流通過程を「五感」で追い続ける流通ジャーナリスト・購買促進コンサルトしてして活動。最近は雑誌やテレビ等のあらゆるメディアで情報発信をしている。

    著書に「値切りのマジック」「いまどき儲かる商店街」等がある。

    本書は、「清く・貧しく・ゴージャスに!貧民の、貧民による、貧民のためのゴージャス!」という節約と贅沢の両方を楽しむ「超三流主義」をキーワードに以下の6章に分けて説明がされている。
    ①賢い買い物術と値切りテク
    ②住宅費(固定費)を考える
    ③景気の波に左右されない強い家庭をつくる
    ④清く・貧しく・ゴージャスに
    ⑤良好な人間関係を考える
    ⑥身の丈を知る

    最近テレビの露出が激しい著者。最近テレビを見る機会が少なくなった私でも高い頻度で著者は出演している。小太りでメガネの容姿から私たちとは少し違った視点からの問題へのコメントは気になっていた。

    各章にわたって、基本的には真新しい情報というものはないものの、実際に著者が実践している節約術やそれに至った考え方や背景などが丁寧に説明されており、ページを進めるごとに共感できる点も多くなった。

    興味深かった点については家庭へ「トヨタ生産方式」を取り入れたこと。①改善②ジャストインタイム③見える化等の手法を家庭へ活用している点については楽しく読むことができた。

    最初から最後まで難しい言葉は使われていない。しかし、読めば読むほど味のある文章。色んな問題を自分の言葉でわかりやすく書かれており、ビジネス書というくくりではなく、いろんな人が楽しく読めるのではないかと思う。ビジネス書がそんなに好きではない主婦である妻にも早速勧めてみたい。

  • 著者は独創的で,とても頭のいい人だと思います。
    ところどころ笑えるところもあり,その発想も大変参考になりました。

  • 4章以降は素晴らしい!!新しい形のゴージャスを提唱してます

  • 人生の損益分岐点を下げろ、可処分所得を最大化せよ―要注目の流通ジャーナリストが好不況に左右されない生き方を提唱!努力しないで「お金がなくてもゴージャスに生きる」テクが満載。

  • 急逝された金子哲雄氏の著作。

    まさに「流通ジャーナリスト」の面目躍如といった節約術が説明される1章や2章も参考になるが、ご自身の経験や生い立ちが語られる3章以降が面白い。

    とは言え、開けっぴろげで、恥も外聞もない、とも受け取れるその内容には、「いいんかな?大丈夫かな?」と感じる部分もあった。節約もここまで徹底していれば、「超」とつけるにふさわしい。

    一方で、生で食べる野菜は有機野菜、など、意外な面も。詰まるところ、無駄なことは徹底的に省いたり、知恵を使ったりして、使うところにはきちんと使いましょう、という話である。

    勝間さんと同様、氏も独自のネーミングを行っており、そのユニークさはテレビ番組でもお馴染みだ。

    ご冥福をお祈りしたい。

    [more]
    (目次)
    第1章 「賢い買い物術」と「値切りテク」で、人生のコストを半分に節約できる!
     「集客商品」と「収益商品」を見分けろ!
     異業種格闘技戦勃発!「買い分け」の時代がやってきた!!
     レンタル利用でプチ・ゴージャス ほか

    第2章 住宅費を制する者が人生を制する
     「固定費」にお金をかけるなんて具の骨頂
     住宅ローン人生は現代の小作人だ
     ローンは固定費の代表選手 ほか

    第3章 景気の波に左右されない「強い家庭」をつくる!
     激安情報をモテの武器にする
     お金をかけずに、欲しいものを手に入れる
     カネテツ流ネオ資本主義を生んだCDプレーヤーの価格破壊 ほか

    第4章 清く・美しく・ゴージャスに!
     節約して浮いたお金でロレックス
     英字新聞と外車で、「賢い」「金持ち」のふりをする
     激安で大満足させるデート術 ほか

    第5章 良好な人間関係が、お金を生む究極の武器になる
     節約したお金は他人のためにも使う
     MBAなんて"マヌケ・バカ・アホ"の略
     勉強よりも「雑談力」 ほか

    第6章 「身の丈を知る」ことから"超三流主義"の一歩を踏み出せ!
     カードローンは死んでも使うな!
     貧乏人はカードを持ち歩いちゃダメ!
     貧乏人は自分でできることは自分でやる! ほか

  • テレビで出る人はやはり何かが違う…

  • 役に立つ超節約術!

    ただし都会に限る。。

著者プロフィール

1971年4月30日千葉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、株式会社ジャパンエナジーに入社。独立後は独自の取材と切り口で、流通ジャーナリスト兼プライスアナリストとして、TVや雑誌などの各メディアで活躍。2012年10月没。

「2013年 『学校では教えてくれないお金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

金子哲雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×