無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2 (扶桑社新書)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594062590

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  • 前作『「狂い」の構造~人はいかにして狂っていくのか?~』に続く、精神科医 春日武彦と小説家 平山夢明の対談集。
    『厠の怪 便所怪談競作集』に収録された平山作品、「きちがい便所」の執筆秘話(?)が興味深かったです。ラジオで、「トトロっぽく書いた」って言ってたけど、この本では「アンチトトロの世界に迫ってみた」って・・・逆じゃん。
    前作でも語られていた「行き詰まったら部屋を掃除する」っていうお話、何となくずっと心に残っていて、何かあるとまず掃除してみようと思うようになりました。不思議にうまく作用するんですよね。部屋の掃除と心や頭の整理ってリンクしているのかもしれないですね。

著者プロフィール

1951年生まれ。産婦人科医を経て精神科医に。現在も臨床に携わりながら執筆活動を続ける。

「2021年 『鬱屈精神科医、怪物人間とひきこもる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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