- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594063245
感想・レビュー・書評
-
韓国企業の躍進の理由が分かりやすく説明されているだけでなく、躍進に伴う負の側面や韓国経済全般の実態についても学ぶ事ができます。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
近年の世界市場における韓国企業の躍進が良く分かる本。簡単に言うと国を挙げてのコンプライアンスを犠牲にした財閥企業支援体制。
過去と現状は良く分かるんだけど、韓国企業の今後に関する結論が極めて安っぽいのが残念。★3- -
これほど韓国企業が強烈なんて知らなかった。
でも、かつての日本もこんな感じだったのではないだろうか?
今の日本企業に韓国企業のやり方を求めてもダメだろう。
日本人の良さ、日本企業の良さをしっかり残した、欧米でも韓国でもない
独特な企業風土を強みとした、生き残りの場所を見つけるべきだろう。
小さいなら小さいなりの生き残り方法が必ずあるはずである。 -
日本がサムスンに勝てない理由がわかった。オーナーの独裁経営、官民一体、大企業超優遇政策、ワイロと特赦。これでは、利益比較では、勝てない。最近のサムスンの製品は独創的なものが多く、素晴らしいリーダーもたくさんいるのだろう。
二極化する韓国経済がどうなるかが、これからの見ものかな? -
韓国企業の強さの理由を分析。
いわゆるオーナー企業による強さの、メリットとデメリットを公平に書いてた。
トップダウンの意思決定の速さと、国のやり過ぎなまでのバックアップはうすら寒いものを感じた。
過去の企業の買収の例なども引き合いに出して、オーナー企業の裏表を深くまで書いてたのは興味深かった。
できれば、そういった負の体質も併せ持ってる韓国企業への、著者の考える処方箋をもう少し深く書いて欲しかった。