嘘だらけの日韓近現代史 (扶桑社新書 151)

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  • 扶桑社
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  • / ISBN・EAN: 9784594069520

感想・レビュー・書評

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  • h10-図書館2020.1.23 期限2/6 読了1/25 返却1/28

  • 書評はブログに書きました。
    http://dark-pla.net/?p=1522

  • 韓国人の歴史観は”ファンタジー”。当時の状況を考慮することはなく、現在の価値観で書き換え、嘘偽りを主張して恥じることはない。
    逆に日本人のお人好し過ぎる馬鹿さ加減にも厭れるが、主導する朝日新聞などのマスコミも何が目的なのか。中共のスパイに踊らされているのか。
    強い日本にならなければならない。
    韓国人の反日は単純な精神構造ではなく、ねじ曲がっていることを認識しなければならない。
    韓国が好きか嫌いか、と言われたら嫌い。しかし嫌いな国だからこそ、付き合わねばなりません。無理に好きになろうとするのではなく、自分を嫌っている相手にこそ、いう事を聞かせるべき。
    という本。0か1かで判断せず自分の軸を作ることの大切さを認識しました。

  • 日韓の関係見てたら戦前から不幸な関係しかなくて笑ってしまう。
    こんな国が隣なんだから本当に不幸だ…。
    でも一番しっかりしていないのは日本なんだけど

  • 朝鮮半島は、巨大な病棟に過ぎないのか?
    彼らに現実を受け入れる能力は残っているのか?
    残念すぎる民族性は、もはや手の施しようが無いほど重症だ。

  • 全力でおススメ

  • 2017/08/25:読了
    高句麗、新羅、百済の時代から、まとまらない。
    高麗にしても、李氏朝鮮にしても、国のTOPの出自がよく分からない...
    国の中は、隣国の大国を巻き込み、政争にあけくれ、自力で文化を、育てない。
    そんな国って、悲しすぎる。

  • 正に残念な人たち 朝鮮人

    清が衰退しようが中華思想に固執し、終わりのない国内の権力闘争に明け暮れ、日本とは民族の誇りを掛けて戦うこと無く服従し、しかし日本が強国であると認識すれば自らその臣民たらんとし、そして日本国民として戦ったにも関わらず、戦後は日本には被害者づら、世界には戦勝国づらをする。

    大陸国家(中国、ロシア)と海洋国家(日本)に挟まれた小国であるが故の、強かな生き残り戦略とも取れるのであるが、まさしく残念な論理的思考の持ち主たちである。

    以外、本書より
    --------
    結論から言えば、日本人には真の意味での植民地経営は無理でした。少なくとも、善意の塊のような日本人には、朝鮮支配は無理です。朝鮮人は支配されるのに慣れているのです。二千年間も負けっぱなしです。遺伝子レベルで外国に媚びる習性が身についている。そして、日本人には、そういった虐げられた人々の心底にある悪意を決して理解することはできないのです。
    --------
    遺伝子に染み付いた被害者意識を捨て去らない限り、彼の国の未来は無いであろう。

  • 憲政学者の倉山満による日韓近現代史。

    古代から朝鮮史はファンタジーに満ちているという指摘もさることながら、大半は近現代史に充てられており、その的確な指摘は目から鱗だった。

    そして、「嫌いな国だからこそ、付き合わねばなりません。無理に好きになろうとする必要はなく、自分を嫌っている相手にこそ言うことを聞かせるべきだと認識しましょう」というのは、日韓関係に限った話じゃなく(日中、日露、日米)、外交交渉術の基本だと感じた。

  • 1874 台湾出兵 
     沖縄県民を含む日本人が台湾人に殺される。日本 台湾の領有権を腫脹するなら賠償金を支払え。さもなくば我が国が討伐するので黙って見ていろ。清から台湾は毛外の土地であるという言質を引き出した

    1875 江華島事件
    1876 日朝修好条規 清は朝鮮に条約受諾をむしろ勧告

    1871 日清修好条規を結んでいる 対等
    日清が対等なのに、日朝が対等だと、清の面目がつぶれるので、日朝は不平等

    琉球人が台湾人に殺された事件では副島種臣が清を相手に交渉し最後は出兵により決着をつけた
    アイヌ人女性強姦殺人事件であ、榎本武揚は超大国ロシアを追い詰め、代償として日島樺太交換条約を結んだ。

    ノルウェー ヴィドクン クヴィスリング 売国奴

    小村寿太郎の唯一の失敗 露館播遷 1869 一国の国王(高宋)が、ロシアの公使館に逃げ込み、一年間でてこない

    日本に植民地をもつ資格なし
     搾取するはずの植民地に、日本は投資した 善意のかたまりのような日本人に朝鮮経営は無理

    韓国人が日本の支配を嫌うのは当然ですし、日本人はどんな悪いことをした?と反論し合い、お互いに平行線で終わらせるのが国際社会の常識

    石橋湛山 経済合理性の観点から朝鮮放棄論 小日本主義 ウィリアム グラッドストンの小英国主義の日本版

    勝新太郎主演のへいたいやくざ
    君をわすれない

    大東亜戦争中、日本の名前を名乗らせないのは差別だとか、兵役の義務を与えないのは差別だとか、おなじ帝国臣民としての権利をみとめないのは、差別だとの声があった

    ソ連は8月11日に朝鮮半島に侵入。駐留していた関東軍隷下の第34軍は前線、朝鮮侵攻を阻止

    根本博中将率いる内蒙古駐留軍は抗戦を継続したので、4万人の居留民は全員無事という奇跡の脱出劇をなしとげた

    マッカーサー 厚木にきたのは8・30 
    始めの10日間で1336件の強姦事件

    1952 日華平和条約
    1956 日ソ共同声明
    1965 日韓基本条約
    1972 日中共同声明

    s281953 久保田貫一郎首席代表 そこまで日本統治が悪いというなら、日本がつくったものを建物も鉄道もすべて壊したらどうかと言い返した
    これで日韓基本条約が遅れた

  • 巷で流行(?)の嫌韓本とは一線を画していると思う。

    「なんにもないから自由に作れちゃう」的なものがドラマにも、国民にも浸透しているような気がする。
    彼の国の歴史とはそんなものなのだろうか。それとも直視したくないだけなのか。どこの国にも他所様に自慢できない歴史の一つや二つはあるものだ。

    「本当にこれでいいのでしょうか」この一言につきます。

  • 1 頭の中身がファンタジー
    2 軍国主義でないと正気を保てない
    3 反日を言ってないと親日になってしまう

    そんな国と日本がどんな風に関係し、日本がなぜ何をして、かの国がどうして今に至っているのか。

    日本人の歪んだナショナリズムと歴史無知に基づくコンプレックス。

    あと、異様な人の良さだな。
    国民一般はそれでいいのだろうが、政治家、外交化がそれを利用するのか守るのか。
    きちんと戦略を描くこともなく、何をするのか。

    正直空恐ろしいわけで。

    主張の一つ一つを検証できるわけではないが、本として、面白い。

  • 扶桑社新書の151だそうで,嘘だらけシリーズは日米・日中に次いで3冊目。今書いているのは「保守の心得-戦後レジームからを脱却する処方箋」だそうで,若くても歴史学(憲政史学)者ですな!~1嘘だらけの「自称」朝鮮史(1)朝鮮半島は常に「場」にすぎない(2)「古朝鮮」朝鮮はアジアの支配者だった!?(3)「壇君伝説」神話は史実である(4)「新羅」兄より強い弟などいる訳がない(5)「高麗」他国の栄光は自分の歴史(6)「忠烈王」王様は売国奴!?(7)「世宗大王」愚民に文字を与えた名君(8)朝鮮半島は秀吉の「通り道」だった:2目覚める日本と眠る朝鮮(1)江戸時代における朝鮮の軽さ(2)属国朝鮮での「国王殿下」とは?(3)朝鮮の歴史は常にファンタジー(4)「仏米に勝った」というプロパガンダ(5)無礼な朝鮮-征韓論の真相(6)日朝修好条規はなぜ不平等条約だったのか?(7)政敵を殺しあう宮廷:3代理戦争の場でしかない朝鮮(1)「壬午事変」とにかく中華様に媚びる(2)「甲申事変」真人間(=親日派)の悲惨な末路(3)「日清戦争」は朝鮮の約束違反が招いた(4)「閔妃暗殺」の黒幕は誰か?(5)「日露戦争」はロシアに媚びた朝鮮が招いた:4日本に「帝国」は似合わない(1)朝鮮など併合したくなかった(2)安重根が朝鮮の主権を奪った(3)日本に植民地を持つ資格なし(4)お人よしすぎる日本人(5)吉野作造の問いかけ:5韓民族が「反中親日」だった時代(1)朝鮮人をいじめる中国人(2)朝鮮を守るために満州事変は起きた(3)志那事変で示された朝鮮人の赤誠(4)創氏改名・強制連行・慰安婦について語っておこう(5)反日を叫ぶほど金日成賛美になるジレンマ:6やっぱり「地名」にすぎない韓国(1)米ソ冷戦に振り回される半島(2)米中代理「アコーディオン戦争」(3)李承晩に鉄槌を下した外交官(4)帝国陸軍の申し子,朴正煕:7自ら地獄に落ちる韓国(1)大統領を倒せるのは次の大統領だけ(2)北朝鮮に核武装を許した金泳三(3)拉致問題を無視した金大中(4)北に浸透される反日国家(5)泥舟中国にすり寄る朴槿恵と日本の運命~この1973年生まれの人の品性が???です。何と表現したら良いか判らない。扶桑社の本だから…品がなくても良いのかも知れないけど…嫌韓本に品性は不要か。まあ,そうかも知れないけど。①頭の中身がファンタジー②軍国主義でないと正気を保てない③反日を言っていないと親日になってしまう‥というのが出発点です

  • 韓国歴史ドラマが流行しているらしい。
    ドラマチックな展開、豪華絢爛たる衣装などが、その魅力として挙げられるが、李氏朝鮮時代を通じて、半島に染色の技術がなかったというのだから驚きだ。絢爛豪華な衣装などは想像上の産物にすぎない。
    そもそもが、水車を自力で量産できない低技術の国であったらしい。

    李氏朝鮮時代末期の南大門周辺写真を見た事があるのだが、貧民窟のような様相で、国力が備わっていた国家とは感じられなかった。

    李氏朝鮮の建国以来、明・清の属国であったこの国が揺れたのは、清の弱体化とロシアの南下政策、そして日本の近代化である。

    弱体化した清は、朝鮮の統治責任に関しては「我々の属国だが、独自の内政外交を行っているので、責任は負えない」というご都合主義な発言に終止する始末。
    日本側の「内政外交の権利を持っている国は独立国だ」との主張をのみ、日朝修好条規が結ばることとなる。

    この批判の多い日朝修好条規(不平等条規)だが、日本はそれ以前に清と日清修好条規を結んでいる。これは日清双方にとって最初の対等条約である。
    清は満州人の王朝とはいえ、朝鮮に対しては中華皇帝として接しているため、日清が平等なのに日朝もまた対等なら清国の面子が立たない。
    日本の狙いとしては、清から朝鮮を切り離す言質を引き出しつつ清の面子を立てて事を荒立てないという外交方針であったため、日朝修好条規の内容となった。
    この一連の流れは当時の東アジア世界の常識に沿った形であった。

    台湾領有に関しても、発端は明治初期におけるひとつの事件。
    沖縄県民を含む日本人が台湾において殺される事件が発生した。
    清はその責任を認めず、賠償金を払うどころか犯人の逮捕すらしなかった。
    そこで日本は領有権を主張するならば賠償金を払え、さもなければ日本が討伐するのを黙って見ていよと迫り、「台湾は化外の地である」との言質を引き出して台湾出兵を行い、現地の治安維持につとめたという歴史もある。

    明治三十八年、日露戦争で勝利した日本は日韓協約を結んだ。
    日本は朝鮮統監府を置いて、朝鮮を保護国とする。
    韓国は日本に外交権を日本に譲渡。
    日本は朝鮮を属国にする意思はなく保護国のまま現状維持するのがベストシナリオであった。
    経済的にメリットのない国と併合するのは、本土の経済的大混乱を招く恐れが懸念されたからだ。

    現代の東西ドイツ統一やEU統合をみればあきらか。

    それが伊藤博文の暗殺によって水泡に帰する。
    その後日韓併合の時代となり、日本は朝鮮半島を植民地化したと批判されることになる。
    しかし、「植民地」というのは搾取の対象となる国。
    当時日本は朝鮮半島に投資するという当時では考えられない行動をとっている。朝鮮名のまま陸軍中将まで出世した人材まで排出しているのだから、欧米的な植民地支配とは全く違う。
    欧米列強で植民地出身の人材が将軍になった例があっただろうか?

    よく日本統治時代の朝鮮半島では独立を求める民衆が立ち上がったという事が語られるが、その多くはロシア革命によって成立したソ連の支配下にあるコミンテルン(国際共産党)という謀略機関の暗躍といっていい。
    ちなみに、コミンテルンは朝鮮半島には朝鮮共産党をつくらせ、満州のパルチザンをを取り込みます。そのメンバーのひとりが金日成。

    日本と朝鮮半島の歴史において不幸な点は、
    1)日本が敗戦したこと。
    2)日韓併合に至ってしまったこと(保護国のまま維持する方がベター)
    3)日本の半島支配が欧米植民支配のように徹底できなかったこと。

    などが挙げられるのかもしれない。
    アジア主義の宮崎滔天や吉野作造など思想的な成熟と国益が結びつかないジレンマを感じさせる時代である。

    朝鮮半島の歴史から、日本の近代を見つめることで、アジア主義と国家主義で揺れ動いた当時の日本が見えてくるかもしれない。

    また、本旨とは関係がないが、現在の竹島問題における韓国の根拠というのが、日本の林子平が描いた地図らしい。日本においては市井の学者の描いた私文書なのだが、竹島が韓国のものであるという根拠の脆弱さを物語っていると思う。

  • 韓国を「国」としてではなく「場」として考えると納得いきますね。
    嫌韓として読むと違う受け止め方になってしまうかも。ニュートラルで読むべし。

  • 普段近現代史を中心に本を書かれていたり、CGSとかで講義されている倉山氏ですが、読み手がきちんと理解できるように古代から振り返ってくれているので理解しやすかったです。しかも書かれている内容に思わず「うんうん」
    「中国はお父様、自分は長男、自分より優れている次男なんて許せへん」的な考えがあるっていうのがよ~くわかりました。

    それから、私は韓流ブームの時に韓流映画やドラマがけっこう好きだったんですが、うま~く韓国の国策に載せられていたのかw

  • 嫌韓ブームになって久しいですが、淡々と史実を並べてみるだけでも、面白いことがわかる。かの地は太古の昔から現代まで、諸外国の代理戦争の場にすぎないのだ。201407

  • やっぱり近現代史はいろんなものをもっと詳しく知らないとダメだなあと改めて思った本。

    近隣なのでずっとお付き合いしなきゃいけないわけですし、国としては引っ越しもできませんから、お互いのことを知っておくのはとても重要ですし、なぜ現在こんなことになっているのかを知るためにいろんな本を今後も読んでいこうと改めて思いました。

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4681905.html

  • 最近軽い本ばかり読んでいたのと、昨今の半島との軋轢の背景を、きちんと歴史として知りたかったので読んでみました。

    はっきりものをいう有名な学者さんのようで、「かの国は嫌いで、絶対に仲良くはできないし、する必要もないけど、国益になるように相手の事を知るべき」というスタンスが伝わってきます。

    ねじれた半日&親日、親北感情。弱腰でお人好しの日本。
    つい最近まであまりにひどい状態だったにも関わらず、
    半島で権力を持った人に、大国中国、ロシア、日本、
    アメリカまでも振り回されてきた歴史がよくわかります。どうしようもないな~と思いながらも、なんでこんなに偏った力を持ってしまったんだろう・・・。

    東アジアを語る時は、どんな立場(主義?)に立つかで全然切り口が変わってくるのがまた事情を複雑にしていくのですが、客観的な事実・史実を知りたい・・けど、国益を売り、貶めていく人たちやメディアが存在するのも事実。
    日本人て何なんだろう?と悲しくもなります。

    これは3部作の最後で、読むのに体力がいります。
    読む気力が出てきたら次は第二弾の日中ものを読んでみるかな・・・

    できたら、特に半島側の人名はフリガナが欲しかったし
    地図や年表などの資料の添付もあれば良かったな。
    最近の大統領は「ああ多分あの人」とわかるけど、
    人名は本当にわからないです。

  • 朝鮮は所詮「場」であるという
    解釈が理解を深めた。

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著者プロフィール

憲政史家

「2023年 『これからの時代に生き残るための経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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