- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594072889
感想・レビュー・書評
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なれなかった。
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ああ こういう女性いるいる。編集長も、ヨシミズもコーロキも。
こういう女性ってツルゲーネフの初恋じゃないけど、自分のことを好きにならない男じゃないとダメだと思う。 -
前作のボサノヴァカバーを彷彿とさせるのですが、とても救いのある作品。
ボーイもだけど、出会う男すべて狂わせるガールが最高すぎる。 -
だいたいの人は若い時に主人公のように悶々としたり、ジタバタしたり、落ち込んだりしたことはあるんではないだろうか。
してことないヤツは薄っぺらいヤツだと信じたい…。 -
10年前ぐらいだったら童貞問題とか自意識過剰とかメンヘルとかヤンデレとかゼロ年代的なものがあって、それがとっくに通り過ぎていった後にはネットで可視化された自意識とリア充、非モテは混ざりあうことなく、他者にどう見られれているか問題はより過剰になって、それが当たり前になったのかな。
『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』は四十代前後世代や出版社関係だともろに喰らうだろう、笑っちゃうしそういうやついるし、いや俺もだし、そういうのたくさん見てきたしとか。その世代はサブカルを消費した最後尾世代だから余計に。だからこその直球さは作品の強度だ。
そういうものを語る時にはそれ自体は終わってしまった事柄だったりはするのだろう。団塊ジュニア世代が最後のデカイパイなのだからそこで消費されるものは、懐かしいものを消費することである程度経済は回るのはそれはいいことだけど。いろんな世代がクロスオーバーするのはやはり難しいか。