- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594073367
感想・レビュー・書評
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タメになったとこだけ。サンプルのファッションはあんまり好みではないが、うなる点も多い。
・ドレス7 カジュアル3の割合
・服を選ぶときはまずパンツから。黒のスキニージーンズが無難
・蘊蓄や質って本当にオシャレに関係あるの?同じようなスタイルが安く買えるのでは。
・セールは最初の1週間。あとはいいものなし詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1.持っている課題と、この本を読んだ理由--------------------------------
・服にお金をかけなくなってきており、シンプル・安価なファッションスタイルを身につけたい
2.得た知識・気づき----------------------------------------------------
・4メモ記載が得た知識
3.ひらめき・アクション------------------------------------------------
・7:3の黄金律と、3要素の内2つをドレスでロックする
・モノトーン+1色にする
4. 以下メモ------------------------------------------------------------
▼原則
・ドレス:テーラードジャケットにスラックス、シャツに革靴、ビジネスやパーティーに着る服
・カジュアル:パーカーにスウェットパンツ、スニーカー
・ドレスとカジュアルの中間に位置するのが街着。かっちりしす過ぎず、またそれでいてルーズにより過ぎず「緊張感」と「余裕」を併せ持ったスタイル、これがメンズファッションにおけるおしゃれを成り立たせる大原則。
★・黄金律は7:3(若干ドレスより)、日本人の体型、顔つきと言った生まれ持ったカジュアル感を払拭
▼コーディネート
・印象を変えるのが「トップス」、印象を整えるのが「ボトムス」
★・洋服は3つの要素からなり、それぞれに「ドレスとカジュアルが存在」
(1)デザイン:スーツで使うアイテムかどうかでみわける (ジャケット、シャツ、パーカなど)
(2)シルエット:細いシルエットはドレス、太いはカジュアル
(3)カラー(素材):モノトーン+1色がドレス (白、黒、グレー+1色)
素材:艶あり・パリッとしているものはドレス、そうでないものはカジュアル
・3要素のうち2要素ロックのコーディネート方法
⇒各要素でバランスを取るのではなく、最初から2要素((2)(3))を「ドレス」に思い切り寄せてしまい、あとは(1)だけでドレスとカジュアルのバランスを取るコーディネート方法
・Iはドレス寄りがつくりやすい
・コーディネートの印象は、パンツとシューズで7割が決まる
・黒パンツに白スニーカーをお構いなしに合わせているが、境界線がありありとわかり、胴長短足が協調される。胴長短足は未熟で幼い印象を与えるので、大人っぽさを表現する「ドレス」からほど遠くなる。
・白が絶対だめというわけではなく、足を長くスタイル良く見せるにはハードルが上がる。初心者の段階ではパンツと靴の色は同色で合わせた方がサマになりやすい。
・洋服の印象とは「全体」よりも「先端」が重要。パンツであれば裾、Tシャツであれば袖や首回り。「先端」部分は視線を集めるポイントで先端が細いか太いかでぜんたいの印象を決める。
・パンツの裾にしわがたまっているはクッションと呼び、野暮ったさの原因
・インディゴデニムはカジュアル感が強く、トップスや小物でドレスに寄せなければバランスがとれない難しいアイテム。一方で黒スキニーデニムはハイブリッドなので、適当なトップスでも簡単にサマになる。
・シャツ単体で「補足シュっとしている」ことを表現できなくては「ドレスライク」とはいえないので、着丈はやや短く、袖先は親指の付け根あたりに届くくらい、といった点を意識して選ぶと良い。店員が服を背中にあてて「肩幅あってるから大丈夫」はあまり意味がない。
・ショートパンツでも足長に見える3つの法則
(1)膝上丈を選ぶ(ロールアップで膝上丈にする)、(2)ソックスは見せない、(3)腰位置も見せない
★・「外国人はスタイルがいい」思考停止して工夫も努力もしなければおしゃれは遠のきます。言い訳は成長を阻害します。工夫次第で体型はカバーできますし、一旦思考停止したらそれまでです。
・コーディネートも「重いもの(黒)は下に、軽いもの(白)は上に」が自然なのです、
・必要以上にウエスト位置が強調されないように、ショート丈のアウターより着丈が長いインナーを選ぶ。これで胴長短足が目立たない。
★・地味で物足りないと思ったら、白を特に視線が集中する「3首」に入れると印象が変わります。(ニットの中の白シャツ、白ソックスをちらり)
▼その他
・1~2月(春夏の新作発売開始)、6~7月(春夏のセール開始)、8~9月(秋冬の新作発売開始)、1月(秋冬のセール開始)
・洋服の原価は30%、セールで70%オフは利益がでなくてもたたき売りする外れ商品。
・良品が店に並ぶのはセールから1週間
・来ていない服は無価値。それどころか収納も家賃で換算するまでもなく、コストがかかっている。使わないものを死蔵するということは、お金を捨てていることと同じだと思ってください。着用していない洋服は、今すぐに決断すべきです。 -
メンズファッションについてここまでロジックで解説してくれる本に初めて出会った。
今まではダサいと言われ感覚的に良いものとダメなものを判別していたが、なぜ良いのかダメなのかを論理的に学ぶことで間違いを限りなく減らすことができると思う。
服を選ぶ基準に一つの軸ができ、非常に価値のある本だと感じた。 -
・日本人はドレス7:カジュアル3が丁度オシャレに見える。
・黒のスキニーオススメはラウンジリザードとユニクロのスキニーフィットテーパードジーンズ
・靴はガイモのエスパドリーユ(博多駅アミュ3階ビームス、ガイモにあり)
・シャツはクルーネック(丸首広め)で。
・買うためには捨てなければならない。至言。
・時計はダニエルウェリントン。
・靴下を見せたくないならインビジブルソックス。オススメはユニクロと無印の三足セット。
・スーツはスーツセレクト 佐藤可士和デザイン。
サンプルの着こなしが全てカッコいいとは思わないが、首、手首、足首の袖を細くすることによってシュッとした印象を持たせるテクニックなど、参考になる部分は多々あった。
ただしクラッチバッグだけは騙されて買わないようにしなければならないと、改めて自分を言い聞かさねばならない。 -
おしゃれをしたい人がまず見るべき入門書
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具体的で説得力があるが、人を選ぶ。
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センスよりロジック
ドレス7:カジュアル3
シルエットはIorAorY
シルエットは先端を細く見せる
黒スキニー汎用性が最強
2022年に読むと少し世の中が変わった部分もありつつも、ある程度普遍的なロジックが詰まった一冊。
衣類の断捨離においても基準としてよさそう。特に、服に大して興味がない方がファッションで損をしないように読むのが良さそう。
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【冬の8冊目】
漫画と一緒に読み始めて楽しみました。おしゃれは理論で作れるというのが衝撃でした。いろいろ試してみます! -
MBさんの本は2冊目大きく変わった話はない。けれど実際の着こなし例として後半写真が多くイメージしやすかった。まず全身黒からはじめてみよう。
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参考になりしました
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ピンとこない。
モデルが全部同じ人なので、この人と同じような顔・体型の人にしか参考にならない。
ファッション誌全般に言えることなんだけど、顔や体型の良さげな人ばかり使われると意味ないのよ。
俺みたいなのが、「お、ちょっと良く見えるじゃん」といったファッションを探してるのだから。 -
YouTubeで話してる内容とほぼ同じなため真新しさは無い
年単位のトレンドは置いといて、標準的にいつでも気にすべきポイントが書いてあるのが良い
コンバースオールスターを推奨していたが、その使用例は見当たらなかった
文章とコーデ例がもっと一貫されていれば、読了後の満足感も増すだろうに -
非常にシンプルでわかりやすい!
最初のほう読むだけでも十分おしゃれになれる! -
「オシャレの教科書をつくりたい!」
そんな作者の思いから書かれた本
中身は男性向け
まったくオシャレのことがわからない人に向けて書いてあり、なるほどなぁと納得する部分があった
服を買いにいくけど何を買ったらいいかわからない
サイズの選び方がわからない
そんな方にオススメの本です -
ファッションバイヤーである著者による、おしゃれの教科書。
お手本として示されている街着は大山旬氏とはまた違う系統のファッションであり、個人的には「自分のスタイルと合わないな」と感じるところもあったが、全体的な論理は納得できた。特に、ショップの店員もあまり当てにできないこと、白パンツは合わせるのが難しいアイテムであることは経験上共感できた。
以下、自分にとっての本書の要点:
・ドレス:カジュアル=7:3が大原則。
・形は「I」「A」「Y」で整える。応用として「O」もあり。
・色はモノトーン+1色に抑える。
・洋服の三要素は1.デザイン、2.シルエット、3.カラー(素材)
・黒スキニーデニムはマストアイテム。ユニクロのスキニーフィットテーパードジーンズを。
・シューズは黒のコンバースオールスターのハイカットを。平紐を丸紐に換えれば、より大人っぽくなる。
・テーラードジャケット。ユナイテッドアローズ、ナノユニバースなどのオリジナル品なら1万円ほどで買える。ドレス寄りなものを選ぶべき。
・白シャツ。ユニクロでOK。
・カットソー。半袖と長袖、黒と白で計4枚。クルーネックのもの。
・スーツのお勧めは「スーツセレクト」「ラウンジリザード」
・ファクトリーブランドもお勧め。マジェスティック、バーシスブルック、ハルシオンベルトカンパニーなど。
・著者の偏愛アイテム……ユニクロのスーピマコットンTシャツ、ツキドットエスのニット、マーカウェアのオックスフォードシャツ、フォックスの折り畳み傘、ガイモのエスパドリーユ(コットン素材)、sixeのステンカラーコート、ソフネットのダウンベスト。