芸人迷子

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  • 扶桑社 (2016年12月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594076122

芸人迷子の感想・レビュー・書評

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  • M1の昔のやつDVD で見て
    ハリガネロックに興味をもったにゃ

    解散していて
    この本を知り購入したにゃ

    読み終わらず
    途中で挫折したにゃ

  • ブラックマヨネーズ
    主義と主義。イズムのぶつかり合い

  • この本もネタも詰まらないですね

  • 畏れ多くもありますが、自分の境遇と重なる部分が多く、
    3時間ぐらいで一気読みしました。読みながら共感し過ぎて、本を一旦置き「ウォー!!!」と一人叫んでみたり。
    闘ってきた男、これからも闘い続ける男の一番濃厚なエキスをお裾分けしてもらえたような読後感。おすすめです。

  • ユウキロックがコンビを解散して裏方になるまでの話。

    まず時系列順じゃないのでわかりにくい。
    いつケンコバとのコンビを解散したのか、ハリガネロックのいつ頃がピークだったのか、よくわからない。
    で、芸人の文章は大抵オチが付いているのだけど(又吉の純文学でさえ)、これはそれが全くない。

    むしろ読んでて伝わってくるのは相方と今一つブレイクしないことに対する苛立ちと緊張感。
    本人が神経症だと思うくらい神経質だから余計に。
    特に「M-1」や「THE MANZAI」の賞レースはとことん計算しながら、相方の態度も含めて計算通りにいかないから息苦しくなるほど。

    とここまで悪いことしか書いてないけど、気持ちは凄い共感できた。
    芸能の仕事に関わってる人なら誰しもある葛藤を、余すところなく描いてた。
    彼のことはほとんど知らなかったけど、裏方になった彼の今後に幸あれ!

  • 魂をこめた文章は、人の心を揺さぶる。

    目の前にその人(著者)がいなくとも、そのエネルギーが目に見える。

    それは、文章が上手い下手とは(ほぼ)無関係だ。


    芸人としての誇りをもって、
    漫才とひたすら向き合い極めようとして、
    それができずに解散という選択をした芸人が、
    それを振り返って綴ることば。

    どれも重く、心をえぐられる。
    途中からは涙が止まらず、ずっと胸が痛い。


    ちなみに、ハリガネロックというコンビに深い思い入れは、ない。

    初期のM-1とかオンバトが印象に残っていて、おもしろい漫才をするコンビだとは思っていた。

    そのコンビが解散すると、ネットニュースか何かで見たときの感想は、
    「あー、ハリガネロックって久々に聞いたな。」くらい。そんなもんだ。

    そのコンビの片方、ユウキロックさんが、
    水道橋博士のメルマ旬報で連載を始める、と。
    その当時から購読していたので、ちょろちょろと読んでいた。

    当たり前の話だが、
    他人がどんな思いでどんな人生を生きているかなんて、
    その人のことばを読んだり聞いたりしないとわからない。

    それでもやはり、
    そのメルマガの内容を加筆修正して
    1冊の本にまとめると、また違ったパワーが生まれる。

    読み進めるにつれ、
    「あぁ、もうすぐこの物語の幕が下りてしまう」と思い
    先に進むのをやめてしまいたい、
    けど、
    この話の続きも気になる。
    なんて矛盾を抱えることができるのも、本の魅力。
    よほど魅力のある本でないとそんな気持ちにはならないけど、この作品はそう思わせる。


    すべての人が
    著者のように何かを突きつめて
    他のすべてを投げうってでもそれと向き合って生きろとは思わないし、そんなことにはならない。

    けど、自分の好きなものには愛情を注ぎ、
    後悔のない人生を送ろうとは思う。

  • ただお笑いが好き、漫才が好き、という感情だけでは生きていけないこの世界で、後悔しないために辞めるという決断をした松口さんの中で相当の葛藤があったのだと思いました。
    痛々しいくらい赤裸々に書かれていて、こんなにも報われないものなのかと心が痛くなりました。
    一度だけ劇場でハリガネロックの漫才を見ました。
    その時は名前は聞いたことあるなーっていうくらいの認識だったのですが、凄く面白くて心に残っています。
    それ以来、時々動画で見る程度だったのですが、解散と聞いた時は驚きました。
    彼らの20年間は無駄じゃなかった、これから進む道に必ず繋がっていく。最後の舞台で彼らはそう感じたはずです。
    そう感じていてほしいです。

  • 僕は芸人が大好きだ。
    好きというよりは、尊敬に近いような感情。
    生き残るのがとても厳しい世界の中において、「笑わせること」に命をかけて、身一つで戦うその姿は、とてつもなくかっこいい。

    そんな芸人の生き様が、痛々しいほどリアルに描かれてる。

    とても真似はできないけれど、愛するものに思い切り向き合って後悔なく人生を終えられるようにしなければ。

  • 全然関係ないけど、カバー写真がぱくたそだったの凄い笑った。読む前は正直もっと心がぐらつくかと思ってたけど、そうでもなかった。私が思ってたハリガネロックと全然違ってることがわかってたら、私がお笑いを大好きっていうアイデンティティまで揺らぐんじゃないかと思ってたんだけども、そんなんどうでも良いくらいに松口さんは真摯でお笑いが大好きな人で、私はそんなハリガネロックだから好きだったのだ。

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芸人迷子の作品紹介

『僕が尊敬する漫才師が書いた、血だらけの告白がここにある。
何かを愛することは残酷なほどの痛みを伴う。だからこそ、尊い。
後悔や 情けなさ、誰かの嘲笑さえも飲み込んだ日々は、
その尊さは、誰が何と言おうとも揺るがない。』
――又吉直樹(ピース)

結成以来、数多くの新人賞を獲得し、東京進出。
その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、
「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝、
渋谷公会堂で史上初の漫才ライブを成功させるなど
実績を重ねていったかに見えていた二人は、なぜ解散を選んだのか? 
「ぼやき漫才」で熱烈な支持を集めた
お笑いコンビ「ハリガネロック」のユウキロックが
解散までの内幕をリアルに描写。

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、
ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……
笑いの傑物たちとの日々の中で出会った
「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

芸人迷子はこんな本です

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