ジャパメタの逆襲 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594079529

作品紹介・あらすじ

LOUDNESS、X JAPAN、BABYMETAL、アニメソング……今や世界が熱狂するジャパニーズメタル!!

長らくジャパニーズメタルは、洋楽よりも「劣る」ものと見られていた。
国内では無視され、メタル・カーストでも最下層に押し込められてきた。
メディアでは語られてこなかった暗黒の時代から現在の世界的ブームまでを論じる、初のジャパメタ文化論。

★ジャパメタのレジェンド=影山ヒロノブ氏(アニソンシンガー)の特別インタビューを掲載!

【目次より】
はじめに――長き暗黒の時代を抜け、今や世界が熱狂するジャパメタ

第1章 ジャパメタとオタクカルチャーの邂逅(かいこう)
なぜガンダムの主題歌にへヴィメタルが使われなかったのか?/1980年代~2000年代ジャパメタシーンの変遷をたどる/アニソンをカヴァーする海外メタル・バンドたち/オタク臭漂うアニメ絵・萌え絵ジャケ! 「同人メタル」の世界 等

第2章 Xが興したヴィジュアル系
X JAPANが世界に認めさせたメイド・イン・ジャパンの音楽文化/ジャパメタ蔑視を打ち破った「紅」とYOSHIKIの突破力/待ち続けて20余年、X JAPANのニューアルバムはいつ出るのか? 等

第3章 嬢メタルからBABYMETALへ、
BABYMETALの源流には「国会のハマーン・カーン」がいた!/マッチョなヘヴィメタル・シーンで繰り広げられる嬢メタル戦国時代/世界唯一無二のアーティストBABYMETALが生まれた3つの要因 等

第4章 このジャパメタ臭に悶絶しろ! 名盤10選

【特別インタビュー】影山ヒロノブ(アニソンシンガー)
世界を熱狂させるアニソンシンガーのレジェンドが語る“アニソン魂”と“ジャパメタ”

感想・レビュー・書評

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  • 自分は、特にメタル系を好んで聴くわけじゃないですが、楽しく読めました。

  • ジャパメタという言葉は何気無く使っていたが、この本を読んで結構深い、と思った。単純に読んでて楽しかったし、雑学としてタメになった。おすすめのアルバム、探しみるかな。

  • 漫画家 山野車輪氏によるジャパメタ論。BABYMETALやX JAPAN、DIR EN GREYなど世界のロックフェスで活躍するバンドが増えてきた昨今、今まであまり語られる事のなかったジャパニーズメタル及びジャパメタ界隈を取り上げたという点では画期的です。ただし、本書では正統派メタルバンドからのアプローチはほとんどなく、メタルとアニソンなどのいわゆるオタク文化との親和性についての記載が大半です。個人的には、非常に近い位置にいるというのは否定しませんが、もう少し本流を語ってからの方が良いのにと思いました。

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著者プロフィール

山野車輪(やまの・しゃりん)
1971年生まれ。2005年、日韓関係の歪みを最初に指摘した『マンガ嫌韓流』(晋遊舎)を出版し累計100万部突破。『ニューヨーク・タイムス』『タイムズ』など海外の新聞でも紹介される。2010年、世代間格差問題に切り込んだ『「若者奴隷」時代』(晋遊舎)を出版し、高齢者批判を先取りした。国産ヘヴィメタルコレクターでもあり、2018年に出版した『ジャパメタの逆襲』(扶桑社)にてアニメソングとの密接な繋がりを指摘し、ディープなオタクに評価された。

「2021年 『オタクが日本を「右傾化」させた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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