今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る

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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594082710

作品紹介・あらすじ

累計60万部突破!
「用日」、親日残滓清算、独立有功者の急増、
「親日」と「保守右派」の同一視、
「ニューライト」の台頭……
新たな牙をむく! 「反日思想」の闇

「反日批判」をしながら「反日思想」に縛られる韓国人】
・未来のために日本を積極的に活用する「不忘過去用日未来」
・「反日は北朝鮮が利するだけで、韓国には何の利もない」
・『中央日報』論説委員による「黙って反日しろという愚民化政策」
・「朝鮮戦争のおかげで日本は経済復興できた」は定説中の定説
・「保守右派は親日」という大きな誤解
・「親北でも反日な人が、反共で親日な人よりいい」
・「こいつらは親日派だ」と殉国者の墓に汚物をばらまく
・韓国人作家が指摘した「反日」の後に残る自滅感

【著者プロフィール】
シンシアリー(SincereLEE)
1970年代、韓国生まれ、韓国育ちの生粋の韓国人。
歯科医院を休業し、2017年春より日本へ移住。母から日韓併合時代に学んだ日本語を教えられ、子供のころから日本の雑誌やアニメで日本語に親しんできた。また、日本の地上波放送のテレビを録画したビデオなどから日本の姿を知り、日本の雑誌や書籍からも、韓国で敵視している日本はどこにも存在しないことを知る。
アメリカの行政学者アレイン・アイルランドが1926年に発表した「The New Korea」に書かれた、韓国が声高に叫ぶ「人類史上最悪の植民地支配」とはおよそかけ離れた日韓併合の真実を世に知らしめるために始めた、韓国の反日思想への皮肉を綴った日記「シンシアリーのブログ」は1日10万PVを超え、日本人に愛読されている。
初めての著書『韓国人による恥韓論』、第2弾『韓国人による沈韓論』、第3弾『韓国人が暴く黒韓史』、第4弾『韓国人による震韓論』、第5弾『韓国人による?韓論』、第6弾『韓国人による北韓論』、第7弾『韓国人による末韓論』、第8弾『韓国人による罪韓論』、第9弾『朝鮮半島統一後に日本に起こること』、第10弾『「徴用工」の悪心』、『なぜ日本の「ご飯」は美味しいのか』『人を楽にしてくれる国・日本』(扶桑社新書)、『朴槿恵と亡国の民』『なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか』(小社刊)、著書は60万部超のベストセラーとなる。

感想・レビュー・書評

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  • 反日無罪、どんな犯罪や嘘でもその精神や動機が反日であれば許されるという韓国のおそろしい原理原則があります。ここ半年で、韓国の反日行動にさらにアクセルがかかり、日本からすればここまで逆切れするか・・というトンデモ状況は、もう離韓という言葉すら聞かれるようになりました。
    その韓国で、「反日」批判なる動きが見え始めた点を解説したのが本書です。

    結論から言えば、反日批判=親日ではないというポイントは押さえておくべきだと筆者は警告します。つまり、こうした日本へのすり寄りは「用日」(=日本を利用する)という本音をカムフラージュさせるギミックでしかないということです。今なお韓国で行われている反日教育は1国をターゲットにした立派なヘイト教育ですが、そうした根本的な問題の解決なしでは日韓の関係が改善されることはないと考えた方がいいでしょう。
    あちらから見れば、韓国を蹂躙した日韓併合、朝鮮戦争で漁夫の利を得た戦後日本の繁栄・・つまり日本は韓国の犠牲をてこに発展した国であるのだから、韓国にもっと尽くすべきだ、何度謝罪しても許されるものではないという被害者意識の塊が今の韓国の姿です。
    被害者意識だけならまだしも、これに韓国が上位で日本が下位という差別的な優越感に支配されているので、下位の日本には何をやっても許されるという都合のいい考えが生まれてきました。
    こうした優越感を享受するためには、日韓の個々の問題は解決されない方が都合がよく、韓国が論点のすり替えやゴールポストを移動するのは、このネタで一生日本にたかり続けるためです。
    日韓併合による韓国のインフラ整備や教育水準の上昇、経済的発展の基本整備などのプラスの部分は隠し通す必要があるわけです。
    同様に、2008年の韓国の通貨危機に日本がわざわざ外貨を融通して韓国を助けたが、韓国側から感謝の言葉は聞かれず、逆に「恩着せがましい」などと日本を侮辱した顛末も忘れないでおきましょう。
    こうして、韓国は何度も日本に助けられながら、当然のごとく感謝もせず、現在に至ります。
    韓国サイドには、このように日韓関係をよくしようとするインセンティブが無いことがよくわかります。
    最後に、著者がまえがきで「重すぎる」と「退屈」な内容にならないように注意したらしいのですが、それほど成功したとはいえない仕上がりとなったのが少し残念ですが、こうした日韓の真実を韓国人が発表するという点は大いに評価したいと思います。

  • 韓国内である、反日批判について。

    親日ではない。「反日」の批判。

    反日種族主義もそうだが、このところ、ようやくというか、俺らあかんのちゃう?という声が漏れ聞こえてくることもある、隣国。

    だが、国自体が反日を是として存在しているわけだし、何十年もそういう教育を続けて来たし、歴史がファンタジーである以上反日がなくなることはない。

    それでも、用日とか、このところの「反日批判」はなんなのか。そんな話。

  • よく勉強されてるなという印象。わかってはいても、なかなかこうやってまとめることはできない。
    本著にあるとおり(引用)、韓国が日本に要求しているのは、両方を対等に扱う法律、条約、合意などではない。韓国流の道徳(上下関係)において、日本が下になることを要求している。日本は法律や条約による解決を求めている。日本と韓国の主義主張が折り合わない、日韓関係が悪化の一途を辿るしかない大きな理由がこれ。
    そもそも韓国は、例えば慰安婦問題や徴用工問題などの解決を望んでいない。それらの事案を利用して、道徳的に日本より上に立つことが目的。問題が解決してしまうと、そのための手段が減ってしまうのだから。ゴールポストはいくらでも動かしてやるという国なのだ…。
    韓国人は「〜格」という言葉が大好き。常に自分が相手から見下されていないかを気にする。国格という言葉も好きで乱用している。その格を付けるために論拠不十分なことを当たり前に捏ち上げ、不都合があれば他人に原因を作る。
    メディアも機能していない。日本に友好的な記事を書くと親日という烙印を押されるから、自ずと自己検閲をするようになる。元号・令和の意味も脊髄反射的に反日として解釈してしまう。親日や反日の記事は毎日出るのに、併合時代のことは法律で解決済みという指摘はないに等しく、強制徴用問題についても韓国の国際法違反状態を示す声はそうない。
    韓国自身や反日思想そのものに問題があることが指摘されないというのもなるほどと感じた。結局、李明博や朴槿恵などの政権批判や糾弾といった他責的な行動ばかりで、自身への問題は省みない。これも格を意識する民族性だからなのかな…。
    国際的な約束を守らないことが明確になった韓国という国の、信頼そのものが完全に崩れている。訪日・韓観光客がいることと、親日・韓とは全く関係ないこともよく理解しておく必要がある。
    と、特に目新しい情報はないのだけど、改めて把握できた感じ。
    ただ、内容は良いとして、全体的に読みにくさを感じたことが難点かなー。日本語として意味は通っていても、余計に長いためか頭に入ってきにくい。脱線も多い。引用箇所とそうでないところの境も視覚的にわかりにくい。
    述べたいことをそのまま綴ったような作り。なので、もう少し項目ごとにまとめてもらえると読みやすかった。

  • つまるところ彼の国は反日が建国の根拠であり国是なのだから、国が崩壊するか、憲法を全面的に改定でもしない限り、その振る舞いは変わらないのだろう。

    著者はその中で現実に目覚めた稀有な存在と思うが、今話題の「反日種族主義」すら李承晩への高評価などあり得ないというあたり、徹底している。

  • 韓国人は問題が自分にあると認めるのが苦手。弱いからやられてると思いたがる。被害者意識が強い

    韓国は道徳的に日本が下になることを求めている。法律条約合意などの対等は望まない。日本には何をしてもいいと思っている。

    韓国内では反日を主張しないと親日と思われる。反日は善行になった。

    韓国の反日思想は劣等感を餌にして生きるモンスター。

    併合時代に経済発展した、はタブー。

    ウリ民族第一主義は劣等感の裏返し。

    韓国では朝鮮戦争のお陰で日本は経済復興できた、が定説。日本がなかったら朝鮮戦争はどうなったか、は考えない。

    韓国はゴールポストを動かすことが正義。
    中国は決めると守る。韓国は守らない。

    韓国で身分制が廃止されたのは併合時代。

    ニューライト=新保守+極右親日。植民地近代化論を主張している。

    併合前は韓国には憲法がなかった。日本は1889年清は1905年ロシアは1906年。

    志願兵制度が始まり、志願者が殺到した。

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著者プロフィール

シンシアリー(SincereLEE)
1970年代、韓国生まれ、韓国育ちの生粋の韓国人。歯科医院を休業し、2017年春より日本 へ移住。母から日韓併合時代に学んだ日本語を教えられ、子供のころから日本の雑誌やアニメで日本語に親しんできた。また、日本の地上波放送のテレビを録画したビデオなどから日本の姿を知り、日本の雑誌や書籍からも、韓国で敵視している日本はどこにも存在しないことを知る。アメリカの行政学者アレイン・アイルランドが1926年に発表した「The New Korea」に書かれた、韓国が声高に叫ぶ「人類史上最悪の 植民地支配」とはおよそかけ離れた日韓併合の真実を世に知らしめるために始めた、韓国の反日思想への皮肉を綴った日記「シンシアリーのブログ」は1日10万PVを超え、日本人に愛読されている。初めての著書『韓国人による恥韓論』以降、精力的に執筆をつづけ、著書累計は70万部を突破する。

「2023年 『韓国の借金経済』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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