- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594089573
作品紹介・あらすじ
幕末から明治にかけての激動の時代。戊辰戦争で勝者となった元殿様たちは、新政府で要職を務めたり、外交官や実業家となって腕をふるった。いっぽうで生活に困り農民になったり、宮司としてひっそりと世を去った元殿様もいる。
では、大名や公家のお姫様たちは、幕末・明治をどう生きたのだろうか。
有栖川宮家から水戸家に嫁ぎ、最後の将軍慶喜の母となった徳川吉子。
ともに将軍家に嫁ぎ、徳川家の最後を見届けた篤姫と和宮のその後とは……?
戊辰戦争で命をかけて逃げざるを得なかった二本松藩正室の丹羽久子や、北海道にわたり辛苦をなめ「開拓の母」と呼ばれるようになった亘理伊達家の伊達保子など、知られざるお姫様たちの生き様を、人気歴史研究家の河合敦先生が紹介する。
感想・レビュー・書評
-
タイトルが気になったものの知らない人ばかりで…
日本史苦手だった私には、どーも頭に入ってこなくて詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大名や公家のお姫様の生き様。
嫁ぎ先を自分で決めれない世の中。
それでも一生懸命に生きた女性は強くてカッコイイ。
品がありますな。 -
お殿様版よりも面白い。
それはお姫様が結婚を境にがらりと人生が変わっていくのが面白いのかもしれない。
不自由なく暮らしていたのに、政争や時代に巻き込まれ、貧しくなったり、朝敵となって命からがら逃げたり。
父や夫、息子に従うしかない女性達。
出産のために命を落とす女性達。
他の女性が産んだ子供を我が子として育てる女性達。
今とは常識も価値観も異なる時代に生きた女性達を知ることができた。-
2022/06/17
-
なんと!感想を書いてよかったですw
ブクログって、自分では読まないような本に出会えるから面白いですよね!
しかも人の感想を読めるのも楽しい...なんと!感想を書いてよかったですw
ブクログって、自分では読まないような本に出会えるから面白いですよね!
しかも人の感想を読めるのも楽しい♪2022/06/17 -
2022/06/17
-
-
文章表現が時々⁈と思うところがあった
イマイチ私にはスーッと入ってこなかった -
2022.3.26読了
その人を知ると、周りの人の史実も知りたくなりますね。 -
人、時代がコロコロ変わるから、誰のことかわからなくなる。
途中でやめた。 -
幕末のお姫様たちも命を懸けて戦っていたと分かる本でした
特に素敵だったのは川越藩の貢姫
才媛過ぎて漫画の主人公みたい -
281-K
文庫 -
篤姫、和宮といった有名どころから諸藩の藩主の正室、側室まで、幕末から明治までの激動の時代を生き抜いた女性たちを紹介する。
一読して思ったことは、やはり歴史の中で女性の細かな動向を掴むのは容易ではないということ。一人一人掘り下げていけばきっとドラマチックな人生のはずなのに、記録が少ないことで、夫や父親の動きから類推するしかない部分があるのが残念だ。それでもさすがにこの頃の女性たちは写真が残っていて、存在を実感できるのはいい。