- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594095581
作品紹介・あらすじ
『エモい古語辞典』の著者最新作2024年大河で話題!「紫式部日記」を令和言葉で超訳1000年前も現代も、悩むことは皆同じだった――シングルマザー兼ひきこもり作家の紫式部は、ある日後宮で働くことに。「『源氏物語』のファンです!」と話しかけてくれる人がいたらいいなと思っていたら、同僚の令嬢たちは氷のように冷たくて、完全にアウェイ。現代人からしてもやる気が急低下しそうな職場で、紫式部はどう生きたのか。“天然キャラを演じる”という処世術を編み出したり、「出家したい」と愚痴ったり。日本史で一番有名な女性の中の一人なのに、とても身近な感覚を持った人だとわかります。そんな日々を綴った『紫式部日記』は、お仕事成長譚としても、引っ込み思案な女子の内面を覗き見られる面白い手記としても読めます。本書では、原文を30代OL風の言葉でわかりやすく訳し、かわいらしい猫のキャラクターが平安文化を解説。かわもとまいさんによる美麗なイラストを40点以上掲載し、古典になじみのない方も楽しく読めるようになっています。また、以下の用途でも本書を役立ていただけます。◆2024年大河の副読本として◆日本史や古文の世界に親しむ導入として◆加持祈祷や宮廷儀式など当時のリアル記録が満載!創作の参考にも「口語にしてみたら、まるでカフェで隣から聞こえてきたOLたちの愚痴のようで、紫式部がますます身近に感じられたのですが、いかがでしょうか」(あとがきより)
感想・レビュー・書評
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ざっくりどんな内容なのかを知るにはちょうど良かった。知識をひけらかすようなことをすると悪く言われる(悪く言う人がいる)とかいつの時代もそういうのがあるんだな。
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本書の中の言葉で
「彰子の出産レポと宮仕えライフハック」本。
大河ドラマのための予習はバッチリ!
わかりやすいし、チョイチョイ入る注釈もありがたい。
引きこもり体質で、あまり他人に興味なさそうなのに
ファッションチェックが厳しい。人間関係が大変な職場では観察力も必要なことを教えてくれる。でも目立たないように、自分をお馬鹿に見せて、ゆるふわに振る舞う必要あったのかなぁ。結局、そんな自分や世の中を憂いて出家を望むようになったのでは。
現代でも通用する処世術だけど、シンドそう。
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来年は大河が紫式部ということで少しずつ該当の時代の本を読んでいきたい。
まずはこの本。
役職名や衣装やら屋敷の場所やら、
今の暮らしで見慣れない用語がたくさん。
今の言葉で書かれてるから文章は読みやすいのに、
頭に入ってこない状態。
それでも読んでたら、第九章と第十章でやっと面白くなった。
イタイ、イタイぞ、紫式部。
やっぱり情景描写より、心情描写の方が楽しいわ。 -
2024/02/21 amazonp49
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「49. なぜうちらは地味なのか」が秀逸…面白すぎる。