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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784595308512
感想・レビュー・書評
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2002年バージョンを本棚から引っ張り出してみたが、自分の認識からは、だいぶ古いなと感じる内容だった。おそらく改定されたものはもう少しアップデートされているだろう。こういう古い本を振り返るのは、ある意味で「勉強」にもなると考えている。
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これまでは専ら高等教育論と呼ばれる分野に関心を寄せていたが、最近では女子大学の存在意義や理念を知りたいと思い、最も近い隣接分野と思えるジェンダー論の教科書の一つである本書を手に取った。これまで大学史や大学の理念の基本書を通読して、一つひとつ状況を理解するよう努めていたつもりだったが、対象としているのはおそらくほとんど男性の学生、教師、スタッフであったといえる。その研究者・分析者も同様である。この視点は本書で指摘されるまで全く意識していなかった。もう一つ検討の視点をあげるとすれば、社会の考え方として、「集団と集団の相互作用の中で持続的に作られている」(p.19)という見方である。高等教育界隈の事象を実証研究しようと努めてみると、この立場に立たざるを得ないことに気づくことが多い。
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開発途上国におけるジェンダー政策は、福祉、公正、貧困撲滅、効率、エンパワーメントの5つのアプローチがある。男性主導から女性も参加するように、というのが開発でのジェンダー。
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