うるわしき縁組 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル 41)

著者 : シルヴィア・アンドルー 小山マヤ子

• ハーレクイン (2012年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[q3さんの感想 · 2013年9月22日]

4.5
楽しい

[fyukawaさんの感想 · 2012年11月29日]

最後には愛し合って結婚する方が、途中で気付かぬうちにするより良かったよね。

[bellwz3さんの感想 · 2012年9月6日]

An Inescapable Match

予定より二日前倒して、デボラは叔母エリザベスと夫ウィリアム・パーシヴァルの牧師館に引っ越すことにした。元々所持金はほぼなく、乳母と荷物を途中の宿屋に待たせ、止むを得ず口の悪いオウムと躾のされていない犬を連れて暑い中歩いているところを、幼馴染のヒューゴが通りかかる。牧師一家とパーシヴァル一家に温かく迎えられ、自他ともに認める「面倒に巻き込まれる才能」で次々と騒動を起こしつつも、社会的弱者への優しさと真面目さを持つデボラはアボットクインシー村の生活に馴染んでいく。そんなある日、牧師館から叔母の大事にしていた箱が盗まれる…

シリーズ「スティープウッド・スキャンダル」第15作。第7作「社交界の醜聞」のその後と、シリーズ通しての悪役、サイウェル卿の最期についても出てくる。同シリーズは全16作のようなので、最終話に向かってどんな話になるかも楽しみの一つ
…だったけど、どうしてデボラがトラブルになりそうなことばかり選択するのか、ヒューゴが惹かれるのか、イマイチわからなかった。タフで楽天的で、社会的弱者に対しても気を配る、稀有なヒロインだろうけど。個人的にこういうトラブルメイカーが巻き起こす話が苦手だからかな。