公爵様の読書係~手探りの愛撫~ (ヴァニラ文庫)

著者 :
  • ハーパーコリンズ・ ジャパン
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本棚登録 : 52
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596743077

作品紹介・あらすじ

「僕のものになってくれ。君が欲しい」一時的に視力を失った公爵、ギルバートの読書係を務めることになったフィアナ。毅然としていながら優しい彼に惹かれていく彼女だが、彼の伯父に母親の命を盾にある指輪を探せと脅され思い悩む。ある夜、薬で意識の混濁したギルバートに求められ、抱かれてしまうが翌日、彼はそのことを覚えておらず…!?

感想・レビュー・書評

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  • 病気の母のために身分を偽ってギルバートのところで働くことにしたフィアナ。大切な人を人質に、ギルバートを裏切るように迫られるフィアナだけど、そんな脅迫に屈しないように頑張るのは応援したくなる。弱音を言わず、自分の中にため込むところは心配になるけれど。
    不器用ながらも、愚直なまでに頑張るフィアナに、ギルバートが惹かれるのは自然なことだったのかも。家族を失い、周りの人を簡単には信じられないギルバートにとって、フィアナは癒しだったんだろうな。と思えて嬉しくなった。大切な人を失った過去がある2人がこれからは穏やかで幸せな生活が送れるといいな。と思った。

  • 目の見えない公爵様ががんばるお話。

  • 白石まとさんの作品は、「青年王と真白き花嫁」シリーズがイラスト以外は好きだったのですが、今回はイラストが旭炬さんでよかったーって思いました。

    没落貴族令嬢のフィアナは生活の糧を得るために、仕事を探し、ありついた仕事は事故で一時的に目が見えなくなっている公爵ギルバートの読書係+書記係でしたが、公爵位を継ぐための指輪を探すスパイも命じられます。

    一緒にいるうちにお互いに惹かれていきますけど、スパイを命じられているフィアナはだんだん悩んで、その感じが良く出てました。

    あと、ギルバートの同期でもあった国王様ですが、彼も非常に魅力的です。ギルバートと早くに結婚しない同盟を作っていたそうですけど、そんな彼が恋におちるお話も読んでみたいと思いました。

  • 評価が良かったので購入。
    心理描写が他のTLに比べると多かったので良かったです。
    先がよめてしまうのと、ヒロインがちょっと可哀想な部分もありますが、後日談があったので◎

  • 公爵位継承の証だというダイヤの指輪のゆくえをめぐり、推理小説風のところもありますし、もちろん、メインの恋愛小説要素もたっぷり楽しめます。

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