名もなき花の挽歌 イヴ&ローク54 (mirabooks)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2022年10月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (620ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596754073
感想・レビュー・書評
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購入済み 読了
国内累計150万部のベストセラー・シリーズ最新巻!
ニューヨークの廃墟に打ち棄てられた女性たち。
その無念を背負い、イヴは怒りの捜査を開始する――
解体工事中のビルのゴミ箱からシートにくるまれた女性の遺体が見つかった。
彼女は界隈では顔の知れたホームレスで、ちょっとした悪事を見かけてはノートに書きつけ、
警察に報告して日銭を稼いでいたという。
捜査のため事件現場を見てまわっていたイヴのもとに、今度は妊婦の白骨死体が見つかったと知らせが入る。
距離にして1ブロック。
40年の時を経た2つの事件は、マフィアとの黒い繋がりが噂される土地開発会社の所有地で起きていて……。
1件の殺人事件が、3人の殺人事件となり、1人のDV被害レイプ被害モラハラ被害が露呈して、この3つの案件を解決していく今回。
魅力的、って思っちゃいけないんだろうなーって人を魅力的なおじいちゃんだな、と思ってしまった今回の作品。
ベラがあんまり出てこなくて残念だけれども、次とか次の次とかベラとメイヴィスのおうちがでてくればいっぱい出てくるからそれをまとう。
ロークと部長がなんか柔らかく見えるのは翻訳のせい?
デニスが出てきそうで名前だけだったのはちょっと残念。
さ、次の巻を待ちましょう。
Forgotten in death by J.D.Robb詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スピード解決!
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いつもの、といった安定安心のシリーズ。特に変化は無いのだけど、安定して面白い。
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レーベルは変わりましたが、作品全体の雰囲気が大きく変わるということもなく一安心でした。
犯人だとは思っていなかった人物が第一容疑者に躍り出たかと思った瞬間、さらなるどんでん返しが待っていたのは久しぶりで、クライマックスに向けて一息に読んでしまいました。
往年のロシアン・マフィアとのやり取りも含め、レギュラーメンバーとの会話シーンも相変わらずで、完成間近のピーボディとメイヴィスの新居がどうなるかというところも気になります。