- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596806246
作品紹介・あらすじ
ビクトリアはエルデハリアの王宮で秘書を務めている。ある日、音信不通だった父親がふらりと現れ、王子の一人であるケイテブと賭をした。いかさまを見破られて投獄を言い渡された父親を助けるために、ビクトリアはケイテブの愛人として砂漠で暮らすことになる(『シークに買われた花嫁』)。カリスター王国のシークの娘クロエは身分を隠し、モデルとして働いていた。仕事で出向いたパーティで、彼女はニック・カリエールと名乗る億万長者に出会う。強引に誘惑され、クロエは一夜をともにしてしまった。彼が隣国のニコラス王子だとはまったく知らずに(『プリンスの告白』)。恋人のザフィールから故国で一緒に暮らそうと言われ、ジニーは喜びに包まれた。が、それはジニーが望むようなプロポーズではなかった。砂漠の国の王子であるザフィールとは文化が違うと悟り、傷心のジニーは彼の誘いを断るのだった。十年後、思わぬ再会が…(『千の夜をあまたと』)。
感想・レビュー・書評
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『シークに買われた花嫁』
スーザン マレリーのエルデハリア王国シリーズ。
ビクトリア&ケイテブです。
親の罪をあがなう子供達の社会に疑問をぶつける彼女。そんな、古い習慣と戦いながらも、彼の心の壁に諦めまじりの切なさがとてもグっとくる
このシリーズの他の作品も出して欲しいナ
『プリンスの告白』 サンドラ・マートン
『千の夜をあなたと』 リン・レイ・ハリス
抱きあわせの作品は、いまひとつ
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3153.html -
Original title:The Sheki and the Bought Bride.
他2作品ありますが、この作品だけを読みました。
今回の主役はVictoria。
Maggieよりも先に王宮勤めをしていたのでこっちが時系列上先だと思っていたのですが、MaggieとQadirの結婚後の話でした。
Nadimとは恋愛関係に発展しなかったから王族とは誰とも恋愛しないと思っていただけに、まさかの展開でした。
漫画版を少し読みましたが、矢張り原作の方が迫力があると感じました。
Victoriaがケイテブを決闘で庇ったsceneが印象的でした。
読み終わった後で気付いたのですが、王家直系の孫はこの二人の子が初めて…という事になりますね。
その後の話があれば読みたいです。 -
シークに買われた花嫁 スーザン・マレリー
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Sマレリー:長編。父のいかさまのせいでケイレブ王子の愛人になるビクトリア。ビクトリアが背伸びしない、自然で、意地っ張りで、すぐ熱血するかわいいヒロインだったので4★。ケイレブはすごい人間不信で、何をやってもビクトリアを疑う困ったチャン。人間不信になった原因が若くして相愛の妻を失ったから…は、ちょっと原因としてはよわいような?
Sマートン:短編。シークの娘と王子。互いに身分を隠して出会い、恋におちる定番。3★
LRハリス:短編。10年前ザフィール王子の愛人になるのを断り、考古学者になったジニー、再会したザフィール王は妻二人を失っていた。最後に法律を改革してジニーにプロポーズが良かった。
4★ -
スーザン・マレリー シークに買われた花嫁が良かった。いつも真っ直ぐでいて、ユーモアのあるヒロインのキャラクターがとても好き。あとの2作はも一つ。