ためらう唇 (MIRA文庫) (MIRA文庫 LH 1-40)

著者 : リンダ・ハワード 加藤洋子

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2017年1月15日発売)

作品紹介・あらすじ

早春のウェストバージニア。小さな町の一軒家で愛犬と暮らすボウのもとに、犬猿の仲だった元義兄から、十数年ぶりにバースデーカードが届いた。「プレゼントが気に入りますように。ちゃんと面倒みてくれよ」誕生日はだいぶ先だし、いったい何のいたずら？　嫌な予感を覚えつつも無視しようとした矢先、顔色こそ悪いが野性的な雰囲気を漂わす長身の男が、家の前に現れる。モーガンと名乗るその男は義兄の部下で、銃撃で瀕死の重傷を負った特殊部隊のリーダーだった。事件の黒幕を暴き出す間、ボウの家に匿ってほしいと言い……。

感想・レビュー・書評

[佳香さんの感想 · 2021年8月6日]

犬が好きでたまらない人には良い作品なんだと思う。
猫より犬派な私だが、３分の２くらいは犬の話ばかりと言うか・・・こんなにまでページ数の多い作品にする必要ある？と疑問に思った。
あと、ゴールデンレトリバーが賢くて可愛いのは分かるけど、どうもトリックスを好きになれなかった。女王様然としてるのは、飼い主がそう『させて』しまってるからじゃないの？途中から飼ったにしても、もう少しちゃんとしつけたらどうなんだろう・・・と思ってしまった。とにかく、犬のせいでロマサス的な要素は薄いし、何か色々ガッカリ。
リンダ作品はけっこう読み応えがあると思ってたんだけど。この作品のおかげで印象変わったな。退屈だった。

[sayabooklogさんの感想 · 2017年9月30日]

犬好きなひとは普通に楽しめるHQ。そうでもない人には退屈な部分が多いかも。人に頼ることを知らないヒロインと、タフで保護欲の強いいつものLHヒーロー。

[Hana@ichigo-ichieバックアップ用さんの感想 · 2017年2月11日]

久々のリンダ・ハワード。襲撃され瀕死の重傷を負ったヒーローがヒロインの元へ送り込まれます。ロマサスってことだけど、サスペンスとして動きだすのは4分の3を過ぎたあたりから。それまではワンコが主役！ゴージャスで賢いゴールデンレトリーバーのトリックス、そばにいたら私もメロメロになるわ(^^)ロマンスのほうもお互いがお互いの気持ちに正直になってからはラブラブで大変よろしい。ですがサスペンス部分はまったく物足りないものでした。ワンコスキーなかたは是非どうぞ。

[ミドーラさんの感想 · 2017年1月21日]

わんこが主役でロマサスではない・・・

[へきくうさんの感想 · 2017年1月21日]

重版がかかったそうですが、それはリンダ先生の久しぶりの翻訳作品だからですかね？正直に言えば盛り上がりに欠ける作品でした。まだ話は動かないのかなぁと何度も思うほどに退屈。ヒーロー側も敵側組織も大掛かりなんだかそうでないのかよくわからないし。あと犬のことで半分ぐらいはページヘ使ってるんじゃないかな。もういいよ、ワンコ推しは！と思ったのも事実(^_^;)ロマサスになるの？どちらも中途半端だー原書がそうなのか、ブチッブチッと切れたような単語のみの箇所も有り。　TroubleMaker