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- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620106991
感想・レビュー・書評
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結末はそうだよね。
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上下巻ものの常だけど、上巻はひたすら耐える。耐える。耐える。
中国の部分の描写がさらっとしすぎていて、あの国特有のビジネスに踏み込んでいない点はちょっと物足りない。
その後の展開を描ききるためには仕方ないのか。若干詰め込みすぎ感アリ。
主人公がヒーロー的に過ぎると言われかねない潔癖さだけど、井上準之助を彷彿させて私は好き。
ただ全体的にインパクトには欠けるかな。 -
最近読んだ本の中では、深く感動した1冊となりました。 海外を長く歩んできたサラリーマンの主人公が帰国し、日本の企業社会でさまざまな苦労を重ねます。 同期の嫉妬と罠、左遷、畑違いへの部署への転勤、そして自主退職。 構造不況の実態から、地方工場の閉鎖にともなう関係者の悲哀、中国ビジネスへの挑戦、1つの巨大企業の終焉、銀行や投資ファンドの現実など、内容が豊富で、読み応えがありました。 主人公が40代後半、家族構成が高校生と大学生になったばかりの子供や病気の親など、いまの自分の状況と似通っていますので、共感する部分も大きかったです。 楡周平さんのほかの本も読んでみたいとおもいました。
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大手家電メーカー/同族企業/外資合併/中国/200711
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