一瞬でいい

著者 :
  • 毎日新聞社
3.71
  • (44)
  • (76)
  • (79)
  • (8)
  • (3)
本棚登録 : 500
感想 : 77
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620107141

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 幼馴染の4人が高校最後の思い出に浅間山登山に行くのですが、そこで一人が事故死してしまいます。それをきっかけに残された3人の人生は大きく変わり、彼らの30年間の人生と想いが描かれてた作品です。。

    同じ痛みを共有した3人だからこそ友情も愛情も越えた強い力で結ばれたのでしょうけど、過去に束縛されその後も残酷な運命が続き切なかったな。

  • ある一瞬の出来事が自分の人生を思いもよらぬ方向へ誘う。
    誰しもが違う選択をしていたらと、自分の人生を思うときがあるだろう。
    そんな30代でこの小説を読めて良かったと思う。

  • 始まり方が衝撃的だった。叶わぬ恋、大人の恋の物語。登場人物四人のそれぞれの視点で物語が進んでいくので、とても読みやすかった。

  • 人生の些細な出来事で、一緒に添い遂げられない男女っているよな。それぞれに、其れなりの人生を歩んでいくんだけど、でも、死ぬ時までずっと、やっぱり好きだったり。

  • 幼なじみ男女4人が高校卒業記念の登山から始まる。少年の滑落により、大きく人生が変わる、残された3人。彼らの50代までをおうロングストーリーだが、時代や運命に流されながらも生きてゆく登場人物にそれぞれ感情移入してしまい、一気読み。
    上下刊ともに表紙の浅間山の写真が美しい。

  • 心に残った。せつない。唯川恵さんのやわらかい文章が好き。

  • 今まで読んだ唯川さんの作品とはまったく違った小説でしたが
    やっぱり読みやすく、こういう唯川作品をもっと読んでみたいと思いました

    いつものドロドロしたサスペンス劇場か?!って作品も人間くさくて好きですが
    これは読み終えて 心が温かくなると言うか
    いつもの唯川作品に出てくる同じ人間の建前の部分をみているような感覚になりました

  • 泣きました。一気に読み終わった。人生いつでもやり直せるんだと教えてくれる話

  • 18での登山の事故から
    月日はながれ
    それぞれの人生をおくる4人の男女

    ひとりの女性を中心に
    出会いと別れがつづられます

    けっこういい感じ
    それに、浅間山と軽井沢が舞台になって
    浅間にのぼりたくなりました

  • 高校生の時、登山中に仲間を失ってしまった三人。それぞれのその後の人生を描いている。悲しい出来事の連続に涙が出てきましたが、ラストの女性二人の前向きな姿勢に救われました。

全77件中 11 - 20件を表示

唯川恵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×