- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620107455
感想・レビュー・書評
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1930年代。
日本史や世界史の知識が乏しく、読むのに時代背景を確認しながらの読書でした。
女性の社会進出が難しい時代に世界一周飛行に挑戦した実在する女性パイロットの話。
そして日本も日本の技術を総動員して作った飛行機で世界一周を行った話。
ぜひ映画化してほしい作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこまでがフィクション?っていう
マハさんの小説いいなぁ! -
純粋な望みもスパイ行為とされかねない時代に生きるって、しんどいよね。
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読み応えがあって、おもしろかった。
読了感に満たされた。
わくわくしたし、かっこよかったな。 -
感動した。話の展開もテンポもいい。どこまで事実で、どこからフィクションなんだろうと混乱する。
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天才女性パイロットの話しから、戦前の日本とアメリカの微妙な関係の最中、純日本製の飛行機で世界一周を成し遂げるストーリーで、度々感動してうるうるしてしまった。
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e
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泣いた。
泣けた、ではなく、泣いた。
女性なら胸キュンってなるマハ得意のシーンがあり、それでいて百田尚樹バリの大いなる感動もありで、素晴らしかった。
男性作家なら、もっとダイナミックになったのかもしれないが、マハだからこそのバランスだと思う。
「楽園のカンヴァス」に匹敵する作品じゃないかな。
史実に基づいた話をベースにしたフィクションだが、まるでノンフィクションのような気になるのも楽園カンヴァスを思わせる。
しかし、まだまだ知らない史実ってあるんやな〜〜勉強になりました。
マハの作品の中では、タイトルがあまり出てこない作品。こんなに面白いのに、なんでやろ? -
20151223
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確かに読みごたえのある本だったと思う。
歴史の中に埋没した日本初の世界一周飛行。
飛行機の製造も国内企業で、日本の技術力を世界に示せたはずなのに。
しかしこの本のテーマはその飛行に関わったアメリカ人女性と、日本のクルーの物語なのだろう。