発明マニア

著者 : 米原万里

• 毎日新聞出版 (2007年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[よりさんの感想 · 2010年10月27日]

文庫本が発売されていて面白そうだな～と思い図書館で借りてみました。面白かった!そのうち文庫本買おう!

小泉首相は結局自民党だけじゃなくて日本をぶっこわしただけじゃないの？とか結局イラク戦争ってブッシュ（Ｊｒ．）の私怨だったんじゃない？で、大量破壊兵器って話はどこに行ったのよ、と憤っていた人にはまさしくぴったりの本です。

それにしてもこんなに色々と腹を立てていたら精神衛生上良くないですよ…。だから早くに亡くなられてしまったのかしら。もっと長生きをされてきちんと日本を叱る随筆を書いて欲しかったものです。

[lukelukeさんの感想 · 2010年1月9日]

辛口で大好きな作家でした。

お亡くなりになって残念です。

[カオルさんの感想 · 2009年4月28日]

楽しいなぁ、もう！賢い人が楽しいことを真面目に考えると面白いことになるのですね･･･結果的に現代の不便(?)を痛烈に皮肉ってることにもなってきっと、何度読んでも面白いに違いない。

[モエルさんの感想 · 2008年8月22日]

図書館
分厚い。持ち歩くのにちょっと不便。絵が上手い。

[あきーらさんの感想 · 2007年6月12日]

情報量の多さが単純に嬉しい。また、著者（昨年逝去）の好奇心の拡がりに圧倒される思い。つぶさに観察し、頭で考え、執筆している姿勢が伝わってくる。

著者プロフィール

１９５０年東京生まれ。作家。在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。東京外国語大学卒、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程修了。ロシア語会議通訳、ロシア語通訳協会会長として活躍。『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』（角川文庫）ほか著書多数。２００６年５月、逝去。

「2016年 『米原万里ベストエッセイII』 で使われていた紹介文から引用しています。」