勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

  • 494人登録
  • 3.40評価
    • (28)
    • (69)
    • (132)
    • (19)
    • (3)
  • 92レビュー
著者 : 勝間和代
  • 毎日新聞社 (2008年9月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620319070

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
J・モーティマー...
フィリップ・マグ...
有効な右矢印 無効な右矢印

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japanの感想・レビュー・書評

  • さすが元気で前向きな勝間さん。
    世の中の動き、日本の問題点がよくわかります。
    ぜひ読んでみて下さい。
    どこをどう変えるべきか、何が出来るか。
    投票に行かない若い人が多いが、それでは若い人のためになる政策が作られない。票田になると思えば政治家は動く!
    流れを少しずつでも変えることって出来る!んですよね。
    提言は、経験からワーキングマザーよりの発想ですが、少子化の時代にこれも必要でしょう。
    保育園が足りず待機児童がこんなに多いのは、急いで解決すべきこと。
    提言のすべてに同意しなくとも〜今後を考えるヒントになるはず。
    対談のゲストも冴えてます!

  • 自己啓発書のベスト・セラーを多く生み出してきた著者が、現代の日本が直面している問題に切り込んだ本です。

    まず、グローバル時代における日本の働き方について、著者の考えが表明されます。次に、マンガ家の西原理恵子との対談を挟んで、ワーキング・マザーや子育て支援の問題が、さらに作家の雨宮花凛との対談を挟んで、ワーキング・プアなどの貧困問題が取り上げられています。

    女性の社会進出の問題を扱った章で、著者はみずからを「もったいないじゃないか」論者だと表現していますが、この言葉は本書における著者のスタンスを象徴的に表わしているように感じます。つまり、本書で扱われているさまざまな社会問題に対して、著者がこれまでの著書で提唱してきたライフ・ハックの考え方を応用することで、問題をきちんと分析し、適切な解決策を探っていこうとしているように思います。

    また、雨宮との対談の中で、貧困問題に関して政策の立案や実現にかかわる協力者がいないかと著者が尋ねると、雨宮が社民党と共産党の2党になってしまうと答えているのも印象的でした。ここにも、貧困問題をイデオロギーの問題としてではなく、ピースミール的に現実的な解決策へ向けての歩みを探っていくようなスタンスで捉えようとする、著者の立場が見られます。

    ただし、本書の最後で著者自身が途上国支援の困難さについて触れていることに典型的に見られるように、著者の合理的な立場からの取り組みが、価値観の相違を含む問題に対して無条件に適用されるべきなのかという問題は、なおも残されるのではないでしょうか。そうした方法で問題の解決を図ろうとすること自体が、全面的なグローバル化への要求になっているのではないかという反省を忘れてはならないように思います。

  • 勝間さんのおかげで「フォト・リーディング」や「マインドマップ」について勉強できたし、「七つの習慣」にもつながったから感謝している。

  • 1,日本で年収1000万円の人間がアメリカで就職しても、6割くらいの収入しか得られない。スピード感覚が2-3割違う。女性も、移民も競争相手。マッキンゼーでの東京オフィスのパフォーマンスも悪い。コンサルとして通用する人材が少ない。ITも、細かい手作りが多く、グローバルスタンダードを勝ち取れない。 国内だけでやっている産業は競争がない分、力が無い。日本は、ビジネス・経営の専門教育を受けずに管理職になれる甘い環境。

  • 10/26
    貧困、実感がない。社会ぎ分断されているって、まさに今の職場もそう。社会的に認知されていない問題。
    自分にとってのリアルも?

  • 130724読了。【13/091】

  • おもしろい。日本を女性の力で、自由で安全で、みんなが幸せを実感できる国にしたい。

  • すごくためになった。読みやすく、面白かったし、考えさせられた。

  • 2008年に発行されているけれど、2012年の今、問題は変わっていない。むしろ、顕在化してきているのかも・・・大卒の正規雇用の就職率60%、保育園待機児童問題など。
    西原理恵子さんとの対談は痛快。
    もっと問題意識を持ち、かつ行動しなければなぁと思いました。

  • 勝間女史の本はよく読むのですが、彼女が離婚していて一人で子育てを頑張ってきたことは最近知りました。女性が自立するためにはどうすべきかを考えていらっしゃる様で、彼女の頑張りには頭が下がります。

    男女平等とは言われながらも実際は違っていて、その中で苦労してきたことと思います。彼女の生き方は素晴らしいとは思いますが、異性はともかく同性からも完全には受け入れられない可能性もあり、その中で奮闘している彼女には、本を購入して読むことくらいしか協力できないかもしれませんが、応援したいと思っています。

    以下は気になったポイントです。

    ・女性が対等に扱われていない、日本の男性社員は甘い環境で仕事をしている(p33)

    ・日本はアメリカと比較して階級移動が少なく、会社の中での出世もゆっくりなので、知識に投資をすることでリターンを求めるようなことは少なくなる(p41)

    ・働いている女性にとって、パートナーから聞く最も嫌な言葉は、「手伝ってあげようか」である(p75)

    ・日本では統計上、人々の幸せ度と年収は、1500万円くらいまでは相関関係がある(p86)

    ・資格だけでは難しいが、資格をベースに組み合わせた能力(例:経理と英語)があれば、年収600万は難しくない(p97)

    ・地方財政は生活保護者のケアの割合がとても高く、大変な状況になっている(p101)

    ・現在の銀行への預金は、銀行家のコメントによれば、5割程度が余分である(p105)

    ・英語を知っているほうが、収入が楽に高くなる(p110)

    ・状況を変えるには、「やらなければデメリットがある」という段階まで追い詰められないとダメ(p122)

    ・正規、非正規の賃金格差よりも、フルタイムの正社員同士の男女間の格差が大きい(p128)

    ・天動説が地動説へ交代したのは、天動説を信じている学者が亡くなって、地動説を信じる若手が主流になったから(p135)

    ・子供を持つ女性は働くのが難しいので、選択肢としては、1)外資勤務、2)家庭に入る、3)外国移住、である(p143)

    ・母子家庭の年収は平成20年度で平均212万円であり、一般家庭(564万円)の半分以下(p147)

    ・24歳以下の非正規雇用者層は50%である(p167)

    ・日本の若者、日本の高齢者、外国人労働者が、最低賃金において、本当に最底辺の国際競争をしている(p189)

    ・原材料が上がっているのに最終価格が上がっていないのは、賃金が下がっているから(p197)

    ・アメリカでは、黒人のオプラ・ウンンフリーという女性が、有名人パワーランキング1位である、彼女がオバマを応援し始めてからヒラリーから人気が傾いたとまで言われている(p218)

    ・アメリカでは、店の種類によって食べにきている人種が異なる、客単価120ドル程度の店には、75%の白人と25%のアジア人しかいない、黒人やヒスパニックはいない(p221)

    ・企業の大株主は機関投資家、その資金源は労働者の企業年金積立や生命保険の積立である、つまり21世紀の資本主義の特徴は、資本家と労働者が一体化していること(p232)

  • ワークシェアリングや子育て関係の福祉充実、女性の労働力拡大…日本に取り入れるべきとあったのは、最近読んでたフランスの現状紹介に書かれていた色々な施策と重なる。

  • 初めて読んだ勝間本。図書館でふと目に入ったので。男女雇用均等、家庭、教育、少子化、貧困。そしてポスト資本主義。
    経済合理性を根拠に問題解決を迫りつつも世代交代を待つ現実主義が特徴かも。しかし最後にはそれでも行き詰まりをみせる資本主義から新しい価値を見出さなくてはならないことを説く。

  • サイバラとの対談ではワーキングマザーについて。
    もう1人とは、ワーキングプアについて。

    対談より、前後の勝間の考え方が結構ためになる。

  •  分析力がすごい。そしてわかりやすい。決して上から目線にならず読者とともに考え自らの考えも示す。城繁幸氏の著作より現状分析が優れていると思った。

  • 若者にとって希望のある社会をつくる為にどうすべきかということを、著者の関心のあるテーマをいくつか持ち寄ってエッセイ風に書き下ろしたもの。特に根拠となるデータを持ち出すわけでもなく、あくまでも個人的な見解として終始しているものの、捉えどころは要点をついており、納得させられる部分が多かった。これまでの同氏の自己啓発本とは違い、読み手が考えさせられる本だったかなと。以下が特に印象に残った部分。

    ①ライフハック
    特に興味深かったのは、「ライフハック」という言葉で、これは「自信の生活や仕事のスタイルにおいて『気の利いた手段で、もっと快適に、もっと楽して、もっと効率よく』という方法を追求して行くこと」という意味らしい。
    同氏曰く、ようは無駄な努力は極力したくない、という考えかたらしいが、これはいわゆる巷の自己啓発やテクニック本で効率化しようとするのもライフハックにつながるらしい。
    なぜ自分は仕事以外で仕事の本を読むんだろうと疑問に思ったことがあるけど、要はさっさと仕事を終わらせて余暇を楽しみたい、または純粋に仕事を効率化してアウトプットを上げたいという動機なんだなぁと改めて思い知らされた。
    どちらかというとこれまで自然にそのようなことをやっていたのだが、これはどうやら上の世代とは違うらしい。だからこそライフハックという言葉が最近生まれたのだ。
    上の世代は長時間労働など根性論でのアウトプットを求めてられた「量」の世代であり、我々の世代はより短時間に効率よく、という「質」の世代で、両者の頭の中身はまるで違うものなのだなと改めて知らされた気分になった。

    ②フリーランス
    これは現代のように終身雇用制が保障されなくなってきた時代において、ひとつの会社に帰属(依存)しすぎるのではなく、変化に適応できるように個人の「スキル」を高めて会社への依存度を薄めようという志向とのこと。本書曰く、この時代は「リスクをとって変化をしたほうが、かえって安全な時代」ということらしい。そういう意味では、会社への依存度を減らす為に、会社内で通じるスキルではなく、外の世界でも通用するスキルを身につけるべきで、そのためには長時間労働はやめて早く帰って自己研鑽に励むべき、ということだろう。フリーランスになる為にはライフハックにならなければならない。

    最後に同氏も新聞や雑誌などのマスメディアの偏った報道は嫌っており、インターネットを通じた情報収集に力を傾けるべきという主張が、脳科学者の茂木健一郎氏が「テレビを見るな、ツイッターを見ろ」とツイートしていることと全く同じだ、と思って印象的だった。自ら「マス」と名乗る集団への不信感が根本的にあるのだろうな。

  • ・人々には基本的に悪意はない。
    ・多くのことを一度に変えようとしない。
    ・思想や主義にこだわらない。
    ・短期的な利益より長期的な安定性を重視する。
    自立のポイントはお金と手に職。勝間さんの自慢話ばっかし。もう読むだけでうんざりする。この女性が日本をダメにしていることを自覚してほしい。

  • 日本の問題について考えさせられる。

    若い人がもっといきいきと働けるようになると良いな~

  • 何について書いてある本かも考えずに、勝間さんはどんな本を書く人なんだろうと読み始めたが、読み進めるにつれて、日本の社会がとても重い問題を抱えていることを、改めて思い起こさせられた。
    女性の労働問題、ワーキングプアの問題、ポスト資本主義について。

    女性の労働問題については、まさに今の自分についての問題でもあり、勝間さんと西原さんの対談にとても納得。しかし、お二人ともシングルマザーとして働いている方なので、もっと多様な立場の女性の意見も入れてほしかった。
    ワーキングプアの問題、ここまで深刻な問題だとは思っていなかったので、将来の日本社会がとても心配になった。ワーキングプアになるのは、本人の努力が足りないせいだ、とついつい思ってしまうことを反省。
    ポスト資本主義についての勝間さんの考え、前提になる知識が自分になかったので、少し難しかったが、途上国支援についてもっと勉強してみたくなった。

  • 第1章 若い人が暗い国
     悲観と楽観

    (I)職場の憂鬱
     「勉強法ブーム」が示すもの
     かなり「やばい」日本のビジネス力
     効率のよさと競争力のバランス ほか

    (II)3つの変化
     1情報の革命
     2「クリエイティブ」の必要性
     3フリーランス志向の高まり

    (III)若者たちを明るくしよう

    第2章 西原理恵子さんと、最強ワーキングマザー対談
     女の人は働いたほうがいい
     スカートは、はかない
     日本は子どもに冷たい国 ほか

    第3章 女性が産める、働ける国へ
     無関心なマジョリティ
     空気の差別
     女性を「こき使う」戦略 ほか

    第4章 雨宮処凛さんと、脱・ワーキングプア対談
     違う世界の話
     ノルマで命が奪われる
     絶対だれかがキレ始める ほか

    第5章 NYで考えたポスト資本主義
     インセンティブ体系の不全
     NYの最新風景
     グローバリゼーションの行き詰まり ほか

    勝間和代の日本を変えよう 15の提言


    (勝間さんのイメージで言うと)アメリカのビジネス現場は、何かお願いした時、反応が返ってくるスピードが2,3倍違う

    ・勉強本のブームの背景には、このままでは日本は国際競争に負けてしまうぞ、という危機感が書き手にも読み手にもあると強く感じる

    ・ネットはメディアではなく、蒸気機関のような生産性に対する革命

    ・「社内改革ができる人」とは「会社を辞めることができる人」

    ・貧困は「教育」と「お金」で治せる

    ・配偶者が家事に協力的かどうかは、引いてみなければわからないくじのようなもの



    家族問題に対しては、どの省も最終的には責任を持っていないので、日本にも「家族省」が必要

    ・フリーターは平均年収106万なので、結婚や子どもをあきらめている人が本当に多い(雨宮さんの発言より)

    ・いい大学を出ても就職できない人というのは、コミュニケーション能力の問題と言われている(雨宮さんの発言より)

    ・日本は、ハイ・クラスの人たちのリーダーシップが弱いので階級が低い人たちを守る仕組みになっていないのに、雇用の流動性が低いため階級移動が容易ではない、というアメリカ型とヨーロッパ型の両方の欠点を保有している

    ・地政学の視点から考えると、日本はたまたま水に囲まれ、たまたま温和な気候で、風土病も無く、そして(石油のような)天然資源がなかったことが幸いして、発展すべき地政学的条件を持っていた

    ・いまの資本主義が単なるリターンという価値観で暴走しがちであることの背景は、資本家の構造が細分化されすぎており、会社が誰の持ち物で、どのような意思決定で動くのかわかりにくくなっていることにある



    本書はある意味問題提起の嵐(汗)。

    「少子化」「教育」「男女共同参画」「正規・非正規雇用」「生活保護」etc...。

    おまけに最後には「ポスト資本主義」についてまで言及されてらっしゃいます(汗)。

    まさに「Lifehacking Japan」のサブタイトルにふさわしいテーマの広げっぷり。


    ◆ただ、大事なのは、私たちがそれぞれ「問題を問題としてキチンと認識しているか」ということ。

    こうして「勝間和代」という現代日本のiCon(?)が、真正面から問題提起すること自体に、本書の替えがたい価値があると思います。

    (・・・むしろ、勝間さんだからこそ、このテーマで本が出せたというハナシもありますが(汗)。)


    ◆その中でも特に、雨宮処凛さんとの対談部分(「脱・ワーキングプア対談」)は、私にとって知らないことだらけでした(お恥ずかしい)。

    付箋もかなり貼りまくったのですが、この部分はデリケ... 続きを読む

  • 特に、西原さんとの対談は傑作!大爆笑だった。本当にたくましいお二人。男性陣がびびるのもわかる。私もびびった。

    勝間さんは立場的に「若者よ、海外へ出よ」とは言いづらいのだろうか?日本を変えようとはいえ、日本でずーっと暮らしている人たちに対して提言してもリアクション薄いのではないかと思った。
    一家の大黒柱ががんばるというのはいかに危険か、ぴんと来てない人も少なくないんじゃないか?少なくとも私の周りは、働く女性、主婦している女性含め、将来的には旦那の収入でやってくしかない(もはやあきらめ?)と語っている人が多い気がする。
    今まで日本の家庭がそうだった、ということもあるけど、他の国では共働き家庭が多いんだよ、ということを知れば、ちょっと考え方が変わるんじゃないかな。あくまでも一意見として、勝間さんから提言してみたらいいのにな、と思った。ものすごーーーーく反響ありそうだけど、それだけ影響力のある人だからね。

  • アファーマティブ・アクション、グラミン銀行のマイクロファイナンス、ジェンダー・エンパワーメント指数。。。様々な事に触れています。社会&個人の女性意識がかわらんと日本は変わらないんだ、そんなメッセージを感じます。

  • 貧困問題、女性差別問題、資本主義の問題に開発途上の問題など様々な問題を指摘しつつ、それに対してなにができるのが具体的に書かれている。問題指摘が鋭く、さらにそれに対する解決策も具体的であるため、なるほどと思ってしまう。説得力があり、議論がうまく集約されていてわかりやすい。西原さんと雨宮さんとの対談もある。様々な日本が現在抱えるような問題や世界の貧困問題などをを自分の問題としてとらえることができるか、勝間さんのようにその問題に向かって解決策を考え、自分が突き進んでいけるかの視点が今必要とされているのだと思う。
    ストッキングは管理コストが高いと西原さんとの対談で話されていたが、確かにその通り。

  • 勝間さんの本の中では、この本が一番好きです。
    女性の生き方について、色々と考えさせられ、
    国ぐるみで動かないと難しいと改めて思います。

  • 一番感動した。

全92件中 1 - 25件を表示

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japanを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japanを本棚に「積読」で登録しているひと

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japanはこんな本です

ツイートする