- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620321646
作品紹介・あらすじ
「通貨・金融」の歴史を知るから揺るがない浜教授の主張の真髄。私だけはブレない!アベノミクスは破たんする!「日銀恐慌」に備えよ!
感想・レビュー・書評
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タイトルと無関係な内容に失望
カジノ金融マトモ金融」くらいしか関心を持てなかった
アホノミクス」など生意気な表現もあったが、こんな書籍を書いてる人間が云える立場になど無いと思う
探しても中々見当たらないレベルの無駄な本でした。
この著者を軽蔑する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015/10/11
自宅 -
通貨制度から見た経済を解説。わかりやすい。
通貨の、
内なる価値と外なる価値。
固定相場制と単一通貨との違いの説明。
金利が単一通貨の場合、ドイツの利回りに収斂、タダ乗り。
固定相場の場合、ドイツがあげれば、上げるしかない。並行に。一連托生。
もうエコノミストに騙されないために 目次
序何のために経済を学ぶのか
第一章
歴史を知ると今が解る①金キンが金カネだった頃
1ご挨拶かたがた初めの一言
2通貨は金なり、金は通貨なり
3「金もどき通貨」ドルの興亡
第二章
歴史を知ると今が解る②ユー口がユー口でなかった頃
1「EMS(欧州通貨制度)」を知るとユー口が解る
2固定為替相場制度が解ると単一通貨制度が解る
第三章
元祖「○○ノミクス」その通貨的意味を考える
1便乗商法だったレーガノミクス
2「プラザ合意」を知ると円相場が解る
第四章
通貨から金融へ私のクレド
1「リーマン・ショツク」を招いた金融の変質悩
2「LIBOR不正」にみる金融規制のあり方
第五章
通貨と金融が出会う時
1ご案内かたがた締めの一言
2通貨と金融のつかず離れず
3金融政策は通貨政策
あとがき -
私だけはブレない! アベノミクスは破綻する! 「日銀恐慌」に備えよ!
「通貨・金融」の歴史を知るから揺るがない浜矩子教授の主張の真髄。
「経済学を学ぶ目的は何か。それはエコノミストに騙されないためである」(1930年代に活躍した英国の経済学者ジョン・ロビンソンの言葉)
エコノミストの多くが、経済状況を説明するに当たり、「一方」「他方」などの言葉を用いることがありますが、このような明確な答えを持たず責任を回避するエコノミストに対して、ジョン・ロビンソンが皮肉をこめた言葉です。
安倍首相の経済政策「アベノミクス」を礼賛する声が多いなかでも「アホノミクス」という造語でその経済政策を批判し続けるブレない経済学者として有名な浜矩子教授ですが、その発言の根底には「一方」「他方」などの言葉を使わない「100%片腕のエコノミストにあらんとする決意」があるといいます。
この本は、浜教授の同志社大学大学院ビジネス研究科の講義「通貨と金融の国際経済学」がもとになっています。金融危機はなぜ起きるのか、アベノミクスなど歴史的な背景から導きだした最新の経済問題に対する浜教授の見方を解説しています。そして、どのような経済状況でも自分なりのブレない思考法を身に付け、経済の見方を構築することに役立つ内容になっています。 -
外の世界は楽だった。
国際金本位制が事実上瓦解したのは1931年。 -
日銀が行うべきは通貨政策である。対内的には物価、対外的には為替レート。本来1ドル50円の方向に進むべきを、通貨価値を下げ国債を買い込む。政策が、均衡点を探り当てようとする経済活動の足手まといをしている。
カジノ金融とマジメ金融、いいね!日本語ならでは。