小泉純一郎の「原発ゼロ」

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  • 毎日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620322490

作品紹介・あらすじ

「総理が決断すればできる。原発ゼロしかないよ!」元総理の電撃発言で政界・世論は騒然!その発言の真意は?影響はどこまで及ぶ?発言をスクープした毎日新聞記者が迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 元総理・小泉純一郎氏が、反原発を訴え出して、一時、ニュースになっていたことを思い出します。

    唐突すぎて、背景が読まなかったのですが、毎日新聞編集委員の山田さんの書かれた、この一冊で、だいぶ、すっきりしました。

    核のゴミの最終処分場も決まらないまま、再稼働するのは、無責任だ!!という主張は、ごもっともです。

    ただし、もはや、世の中に風を起こすほどの力がないのか、立ち消えになり、一部で、再稼働を始めた原発。

    もう一度、根本から考え直してみたくなりました。

  • 今、ゼロという方針を打ち出さない限り将来ゼロにするのは難しい。野党はみんな原発ゼロに賛成、総理が決断すればできる。

    当時は政治家はみんな原発はクリーンでコスト安いと思っていた。

    政治で一番大事なのは、方針を示すこと。方針を出せば必ず知恵が出る。
    自民党は国民世論にかなり敏感な政党。

  • 小泉純一郎元首相の原発ゼロに関する考えが分かる本。原発はフィンランドのオンカロのような、核廃棄物の最終処分場がないから反対であると。また、必要は発明の母、原発がなければないで、日本の技術開発で乗り越えられるという。これを楽観的だと批判する者に対しては、最終処分場さえあれば原発は推進すべきという考えこそ楽観的だ、10万年以上安全に保管できる最終処分場など無いと反論。太平洋戦争において撤退できなかったことがその後の戦没者増大になったように、今こそ原発から撤退すべきという主張。文章だけでも小泉節が伝わってくる。立場を問わず一読すべき本。

  • まとまっているので、非常に読みやすい。脱原発の意識と課題が凝縮されていると思う。

  • 細川氏小泉氏をバックに都知事選出馬
    脱原発が東京でどう考えられているか興味深い
    首都圏の電力を作ってくれていた原発事故をどう学んだか

  • 小泉純一郎さんは本当に面白い人ですね!都知事選で細川元首相と連携するか?
    日本人はやると決めたらできる民族なんだから「原発ゼロ」やると決めてやるべきだ、今は打ち出しやすい絶好の環境と現政権に注文。

  • 原発ゼロ。人の命より、経済を優先する現代が異常であると痛感。
    日本国民よ、そろそろ目を覚まそう。

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著者プロフィール

1942年、青森県弘前市生まれ。
18歳での神秘体験をきっかけに自己探求の道を歩み始める。
1969~1971年、真理探究のためインド、ネパールに1年2ヶ月にわたって滞在。
カトマンドゥで決定的な体験をして帰国後は、自らの体験をもとに独自の瞑想指導を行い、2003年7月に没する直前まで真理を求める多くの人々に道を示し続けた。
ピラミッドやヒランヤなどのもつ未知エネルギーの紹介と、それを応用した サイコトロニクス装置の開発、フリーエネルギーの紹介などの分野でも大きな 功績があった。
晩年はA.P.G.(アセンションプロジェクト銀河の声)を設立して各種セミナーを行い、 その志は現在もメンバーによって受け継がれている。

「2021年 『山田孝男全集 IV』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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