文化としての英語 (丸善ライブラリー 63)

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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621050637

作品紹介・あらすじ

日本人の英語が実際使う段になって通じないと、日本の英語教育や教師の質が問題にされる。しかし真犯人は別にいるのではなかろうか。言語とはそれを育んできた文化-その社会に住む人々の価値観、人生観、日常の生活様式をも含む広い意味での文化-を凝縮したうわずみ液なのである。外国語で意思疎通を図る際に遭遇する困難は、文化と文化がぶつかり合う時に生ずるきしみや摩擦に他ならない。このような問題意識に立ち、比較文化論的視点を念頭において書いたのが本書である。

著者プロフィール

大阪学院大学外国語学部教授、中京大学国際教養学部客員教授。
1950年、三重県松阪市で生まれる。名古屋の東海高校を卒業して、1969年、一橋大学法学部入学。1974年に卒業、外務省に入省。1977年、ケンブリッジ大学よりLL.M(法学修士号に相当)取得。国連日本政府代表部の一等書記官や天皇陛下の侍従を経て、2009年から2012年まで駐チュニジア大使を務める。 在任中に「アラブの春」の先駆けとなったチュニジア革命に遭遇。その後、駐ラトビア大使を務め、2015年 12月に外務省を退官。2016年より現職。
著書に、「「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった」(新潮新書)、「外交官の「うな重方式」英語勉強法」(文春新書)などがある。

「2018年 『「アラブの春」とは一体何であったのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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