異文化をこえる英語: 日本人はなぜ話せないか (丸善ライブラリー 194)

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  • 丸善出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621051948

作品紹介・あらすじ

間違いをやたらに恐縮し、「自分の英語はダメだ」というコンプレックスにとらわれすぎている。欧米人と比べた場合、ことばの量、間のとり方、ことばに対する信頼のおき方に違いがある。自己主張や、すじ道をたてて論理的に自分の意見を展開することに慣れていない…など、日本人が英語を話せず、コミュニケーションがうまくいかない背景となっている心理・文化・社会的要因を明らかにし、同時通訳や英語教育者としての経験をふまえて、学習の仕方をアドヴァイスする。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすく面白い。ただ今から20年以上前に書かれた本なので、鵜呑みにするのはng

  • 1996年。副題が「日本人はなぜ話せないか」。
    鳥飼らしい読みやすさと説得力。
    刊行は古いが、今の時代の知識人といわれるのにふさわしい判断や評価の公平性が感じ取れる。

    以下、章立て。
    Ⅰ 日本人はなぜ話せないか
     1章 日本人であるがゆえの壁
     2章 心理的な壁
     3章 文化の壁
     4章 社会の壁
     5章 異文化コミュニケーションという壁
     6章 英語好きの英語下手

    Ⅱ どうしたら話せるか
     7章 英語を話すためのストラテジー
     8章 読むことは、すべての出発点
     9章 暗記は有効か?
     10章 リスニング攻略法
     11章 発音は大事か?
     12章 情報過多時代の英語学習法
     13章 何のために英語を学ぶのか

  • 文法と音読がやっぱり大事ということだな。

  • 2018.08.22 品川読書会で紹介を受ける。

  • 時間があれば

  • 既読

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著者プロフィール

立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科教授(研究科委員長2002-2005、2008-2010)を経て立教大学特任教授、立教・異文化コミュニケーション学会(RICS)会長(2009-2011)。著書『通訳者と戦後日米外交』(みすず書房2007)(単著)Voices of the Invisible Presence: Diplomatic Interpreters in Post-World War II Japan(John Benjamins, 2009)(単著)『通訳者たちの見た戦後史――月面着陸から大学入試まで』(新潮社2021)(単著)。

「2021年 『異文化コミュニケーション学への招待【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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